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島の少女(海女編)
【ロリ 官能小説】

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31)身体検査2(5)-1

31)身体検査2(5)

… まだ、頭が、ぼんやりしている…

さなは、少しもどかしい様な、それでいて、このまま浸(ひた)っていたい様な、何とも曖昧(あいまい)な中に居た。
頭の中が真っ白になって… そのまま目を閉じて、横になって…
その内、誰かが来た様な気がした。ぼんやりしたまま。それでも、みさきちゃんだと分かった。
せんせいとお話している… わたしの近くに来ている… わたしは、まだ、ぼんやりしたまま…

やがて、少しずつ、頭の中の霧が晴れてくる。

… みさきちゃんの、変な声が…

さなの考えが、少しずつ形になり始めた頃、みさきの『 変な声 』が部屋に響き始める。

… みさきちゃんのあんな声… 初めて聞いた…

さなは、今までの無意識から、今度は意識的に、瞼(まぶた)を閉じたままにしている。
みさきの声が聞こえる度に、目を開けたらいけない気がしてくる…

そして…

「 ひあああああっ! 」
「 どたっ!  ごろんっ… 」

声と一緒に、何かが倒れる音がした時、さなは思わず、目を開けていた…

@@@@@@@@

畳に座っている せんせい…
その前で、お股を大きく開いて転がっている みさきちゃん…

思わず上半身を起こした さな の目の前に、2人が見えた。しかし、そんな さな 本人も、股を大きく拡げている。
思わず、反射的に膝をくっつけて捩(よじ)り合わせる。
その気配を察した雄一が、こちらの方を見る。

さなは、雄一の視線を気にして、咄嗟に開脚し直していた。座ったまま後ろに両手を突いて、もう1度、ガニ股に大きく拡げ直す。まるで、みさきと競って股間を開いているみたいだ。

「 やあ、さな… やっとお目覚めかい? さっきから、みさきの検査を始めてるんだ… 」

その雄一の正面では、みさきの長い脚が大きく開いて、全く毛の無い股間の中心のスジを見せつけていた。
みさきは激しく呼吸を乱していて、胸から天井に向かって突き立っているロケットの様な出っ張りを、大きく上下させている。
でも、その、普段から見慣れているはずの、みさきの大きな胸が、さなにはいつもとは全然違う物に見えていた。

「 ちょっと、まだ大切な検査が残っているから、しばらく見学しといてくれるかな…  あ、 時々、手伝ってもらうかもしれないけど… 」

さなは、いつもすごくきれいで、でも、控え目で恥ずかしがり屋の みさき が、雄一の前で恥ずかしげも無く(と、さなには見えた)股間を見せつけている(様に、さなには見えた)のを見て、自分の心のやり場に困っていた。心をどこに落ち着けたらいいのか、11歳の少女には難しすぎる状況だった。

… どうして… どうなってるの… みさきちゃん… 恥ずかしく無いの… どうして、そんな事してるの… どうして、そんな事できるの…

さなは、昨日と今日、自分も同じ様な事をしてきたのも忘れて、心の中で みさき に聞いていた。

… 今もすごくきれいで、すごくスタイルも良い…
だから、せんせいに見せつけているの? 見せつける自信があるの?

最初に一瞬、心に起こりかけた、みさきの苦労を憐(あわ)れむ気持ちを、「すごくきれいで、すごくスタイルも良い」から、堂々と身体を見せつけている… という、うらやましさが薄めて、そして更に、塗り潰していく。

そう思えてしまうくらい、みさきの顔と身体は圧倒的に美しかった。そして、さなには、みさきが身体を大胆に開いている様子が、とても誇らしく見えていた。

… わたしなんかの身体と全然ちがう… みさきちゃん、ずるい…

いつも、海女の練習で、お互いの素っ裸を、お互いに見ているのに、普段はそんな気持ちは全然感じた事が無かった。お互いに海女の格好だし、小学生の女の子同士なのだから。
それなのに、今… たった今は… さなには、みさきの美しくて発育の良い身体の高いレベルが、大きく圧(の)し掛かっていた。

… わたしの方が先に、せんせいに検査してもらったのに… わたしの方が、本当の海女さんの見習いなのに…

さなの心が、自分を無視して、勝手に みさき への嫉妬心を膨らませていく。
でも本人は、まだ、その事に気づいていない。

実際に、手足が長くてバランスの取れた、みさきの色白の肉体は、本当にきれいだった。まるでフランスの美少女を主人公にした映画みたいだと思った。
だから、本当は乳首への絶妙な刺激を受けて転がってしまっただけの格好を、自信に満ちた誇らしいポーズだと感じてしまっているのだ。

さなは、昨日も今日も「 海女の取材だから 」という建前によって、恥ずかしい、という気持ちを隠してきたけれど、それでも心の奥では、もちろん、物すごく恥ずかしかった。それは、表には出していないけれど、それでもいつも、意識の1ミリだけ奥に隠しているものだった。
だから、みさきの恥ずかしさ、大変さも、心の奥では分かっているはずなのに… それなのに、今の さな には、みさきが自分よりも上に行っている様に… それは海女として… そして女として… 優れていると見せつけられている様に感じられていた…

さなは、あらためて、自分の申し訳程度に尖がった胸の幼さと、みさきに比べると遥かに幼くて劣る(と、自分では感じている)顔、そして、やはり幼い おまんこ のレベルを実感し直していた。
やっぱり、こんな身体なんて、せんせいの前で見せられない…
そう思ってはいるのに、だからこそ、みさきが誇らしげに(さなには、そう見えている)、全身を開いている事には負けたくない気持ちが沸き上がってくる…


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