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月灯り
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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ドタキャン-1

「ダメよ。アナタ。そんなにされたら漏らしてしまうでしょ。今夜はこのベッドで眠るのよ、私たち」
「飲んであげるよ。この前の男のように」
「無理よ。それに、私、我慢出来ないの」
 そんな言葉を妻が口にするとは思わなかった。
「しかし、小さいんだよ。あんな大きなのを二人も体験したら、こんな小さなのは、入れても分からないんじゃないかな」
「意地悪しないで。あ」
「ああ、入って来たことは、まだ、分かるんだね。こんなに小さいのに」
「大きいのも嫌いじゃなかったの。でも、これも好きなの。それは本当なの。信じて。別にアナタだからじゃないと思うの。これは違うものなのよ。大きくて満たされる感覚と、小さいけど中で悪戯されている感覚。ああ、アナタ。その両方を知ることが出来る女がこの世界にどれほどいるんでしょう。私、本当に贅沢な女だと思う。こんなに贅沢させてもらって幸せ」
 そう言いながら、妻は、インサートから数分しか経っていないはずなのに、すでに果てようとしていた。それを察知して、私は、自分のそれを妻から抜き出した。そうした動作は小さいだけに得意なのだ。
「どうして」
「バスルームに行こう。オシッコがしたかったのだろう。舐めていてあげるから、そのまましてしまうといいよ。それはそれで、きっと気持ち良いだろうから」
「でも、恥ずかしい」
「そんな恥ずかしいことを、君は他の、それも、会ったばかりの男にしたんじゃないか」
 会ったばかりの知らない男だからこそ、恥ずかしくないのだろうことは分かっていた。そして、妻もそれは感じていたのだろうが、彼女はそうは言わなかった。すでに私も彼女も別人に成りきっていたからなのだ。二人のセックスに男を加えたことで、私たちは、自分とは少し違う何者かを演じながらするところのセックスというものに慣れてきていたのだ。
「それじゃあ、お願い。アナタにそれをしたら、アナタのオシッコも私にかけて。それも、口の中じゃなくて、バスタブの縁に立って高いところから、バスタブに横たわった私にかけて」
「何て淫乱なんだ。よく、そんなことを次々と思いつくね」
 その夜、銀座のシティホテルでドタキャンされた私たちは、うっすらと空が明るくなりはじめるまで、身体を重ねていた。月灯りだけを頼りにしながら。


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