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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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後輩への看病A-5

「僕も……だよ。僕も、加奈子じゃないと嫌だよ。本間さんの前でも……言ったけど。加奈子が好き」

「嬉しい……。……今日は……ナカに、頂戴。そんなこと言うのは今日で、最後にするから。わがまま言わせて……」

その言葉を皮切りに、今まで体を動かさなかった理央が、加奈子の体を腰を掴んで、下から激しく突き上げる。

「あ、んっ……そんなされたら、声、我慢…できなくなっちゃう、さと、くん……ナカに、お願い……」

加奈子は理央にしがみついて、できるだけ声を出さないよう努める。
理央の耳元で囁く甘い吐息まじりのその声は、とてつもなくいやらしい。
この激しい結合の音で、柚木が起きてしまうかもしれない。
二人はかすかにそんなことを思っていたが、もう止まらなかった。
加奈子は摩擦を求めて、腰を動かして自らのイイところに当てていく。

「んん、また、いっちゃう、佐藤くんのオチ×チン、気持ちいい……」

求められるでもなく、男性器のそんな呼称を自ら言ったのはおそらく初めてだった。

「い、いく……いく…」

「ぼく、もっ……」

加奈子の体内に、理央のペニスから体液が放たれる。
最後の一滴まで搾り取ろうと、全く意識せず、加奈子のそれは激しく収縮を繰り返した。

「は、ぁ……やば……加奈子……ごめん、出しちゃ…った……。嫌じゃなかった…?僕、ホント、初めて……だよ」

「ふふ、あたしも、だよ……柚木ができてるわけだから、厳密には違うかもしれないけど……」

加奈子が布団を剥がして、二人の顔だけ出すようにする。
エアコンをかけた室内とはいえ、布団をかぶっていたせいで、ぽたぽたと加奈子の汗が理央の体に落ちる。
加奈子は結合したまま、理央に優しく微笑みかけて、理央の耳元に唇を寄せた。

「あたし、出張の時……本間さんが電話で、佐藤くんのこと理央って呼んでるの知って、すごく悔しかったの。だから付き合ってからも、意地でも呼んでやらないって思ってた」

「え、マジ」

「女の嫉妬は怖いんだから。でも……」

加奈子は頬を両手で挟み込んで、ついばむようにキスをすると、クスッと笑った。

「今なら理央って、やっと呼べる気がするの」

別に悲しい訳では無かった。
汗と共に、理央の顔にぽたり……と目から溢れた涙がこぼれ落ちた。


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