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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 優依 15-2

夕ご飯の支度をするため
優美と優依は台所に立つ二人ともエプロン姿で
だが…優依の表情は不機嫌な表情をしていた

「あの…ゆい なにか怒ってる?」
「うん 怒ってるよ 何に対してかわかるよね? ゆ・み・ち・ゃ・ん」

優依がわざとゆみちゃんという

「おさむくんにLINEしたこと?」
「わかってるんだね」
「それは…その」
「LINE自体は怒ってないよ? その内容に怒ってるだけだよ?」
「え? おさむくんからメールで…?」

(おさむくん、優依には何でも言うのね?)

「そういうこと お母さん何考えてるの?」
「それは…えぇっと…」
「おさむくんにえっちなこと興味あるって聞いたよね?」
「うん 優依とえっちしてるのかなって ちょっと疑ってた」
「それで?」
「童貞だって言われたから…その線はないとは思ってる」
「ふーん」

(疑いが完全に晴れてるわけではないけどごまかせてはいたようだった
 よかった…)

心の中でホッとする優依

「男の人だもん えっちに興味あるのはわかるし
 おさむくん 一人で出来ないでしょ?」

「そうなの?」

あえて無知なふりをする優依

「足で…むずかしいかなって」

「だからといって…逃げたおさむくんに
 どうして…また今度ねって言うの?
 お母さん おさむくんとえっちしたいの? どうなの?」

(お母さんに後ろめたい気持ちあるなら…これでひるむかな?)

「え? そ、それは…その」

視線をきょろきょろし始める優美に対して

(お母さん なんなの…)

呆れてしまう優依

「おさむくん お母さんのこと片想いしてたんだよ? わかる?」
「うん」
「わたしがおさむくんの気持ちを落ち着かせてあげたのに
 どうして…気持ちを戻すようなことするの?」
「そ、それは…その優依に嫉妬してるから…かも」
「えっ?」

予想外な一言に驚く優依

「だって…そうじゃない? 5歳の頃からわたしは知っているのに
 わたしより…優依の方がおさむくんのことなんでも知ってる
 好きな食べものとか考えてることとか
 空書だってそう 昨日 すらすらと空書を読み取ってる優依を見て
 くやしかった 食事介助もあんなにそつなくこなしているし
 なにより嬉しそうに食べているおさむくんの姿にも」

「お母さん………」

(ちょっと予想外…どうしよう)

困惑してしまう優依に

「ごめんね 結婚して…幸せなのに…こんなこと考える
 自分でも酷いなって思う」
「どうするつもり?」
「わかんない ただ、一人エッチとか出来ないなら
 してあげたいなって…思ってしまったの」
「そ、そう」

(手こきとフェラチオのことだよね それ)

「悪い母親だよね…」
「うん…まぁ…でも、実際にしなければいいよ」

(わたしの方が悪い娘だし人のこと言えないから)

「うん… それにしても…優依には全部言うのね おさむくん」
「わたしに対してのメールはかなり長く書いてくるかな
 ゆきちゃんには短いようだけど」
「そうなのね じゃ、おさむくんの中だと優依のほうが
 ゆきちゃんより大きいの?」
「どうだろう? 内容がお母さんのこともあるし
 お母さんのことだとゆきちゃんよりわたしの方が言いやすいからじゃないの?」
「そう言うものなのかな」
「どちらにしても…お母さんがおさむくんを誘惑しても
 わたしは負けないから おさむくんの心を繋ぎ止めておくから
 そこは覚悟しておいてね」
「え? 誘惑って…そんなつもりは」
「ないと言えないでしょ?」
{それは…その}
「負けないからね わたし」

(これくらいでいいかな?
 えっちしてるってことはごまかせたから
 ひとまずはよしとしよう)

会話をしつつも夕ご飯は作り続けていた二人

「そろそろ完成かな お父さんが帰宅する前に話が終わってよかったね」
「そ、そうね 絶対に聞かせたくないから こんな会話」
「お互いに内緒だからね」
「うん」

(それにしても優依 娘なのに完全に優依のペースに飲まれていた)

自分の娘の恐ろしさを実感する優美だった


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