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母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―
【調教 官能小説】

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第二十七章 Pホテル-4

「あ、あの・・・」

香奈子が口を開きかけた時、ウエイターが飲み物を運んできた。

「いかがです、
このカクテルは有名なんですよ・・・」

平口のグラスに薄いブルーの液体が、グラデーショーンを作っている。

「結構です・・・」
香奈子は一瞥もせずに答えた。

「そんな事よりも・・・」
眉を寄せた表情に強い意思が伺われる。

「写真を・・・
ビデオのデータを返してくださいっ。
さもないと訴えます・・・
いえ、今からでも・・・」

あんな恥ずかしい姿を撮られていたなんて。

これは犯罪ではないか。
最初から狙っていたのだ。

「あ、あなたの事は決して許せないけど・・・
 データを消して二度と会わないと
 約束して下さるなら・・・
 私も今度の事は忘れる事にします・・・
 でも・・・・」 

話しながら、香奈子の頬が興奮で赤く染まっていく。

「もし・・・
 もしも約束していただけないのなら・・・」

こみ上げる怒りを必死に押さえながら、声を搾り出している。

「私、死にます・・・」

一気にまくしたてる言葉に口を挟む事なくジッと耳を傾けていた男は、おもむろに口を開いた。


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