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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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優依の手料理-2

「まさか…ゆいちゃんのお母さんがかぁ」

それを聞いたおさむは暗くなる
そんなおさむを優依は…おさむをやさしく
頭を撫でながら言う

「お母さんのことずっと忘れなかったぐらい好きだったんでしょ?
 小さい頃の迷惑…さっき謝ったんだから切り替えようね?」
「うん…」
「それにわたしはお母さんと違うから…疎遠にならないからっ!」
「あ ありがとう」

そんな言葉を優依から聞いて
優依の膝の上に頭をのせながら思いっきり泣き出す

「こらこら また泣く しょうがないなぁ」

涙でぐちゃぐちゃになってる顔を優しくふく優依を
そばで見ている幸子

(完全にゆいちゃんに甘えちゃってる感じあるなぁ おじちゃん
 そりゃ、初恋の人の娘というのもあるけど
 ゆいちゃんもあんな風に優しくするから余計に
 わたし…ちょっと胸が苦しくなってる)

幸子を横目で確認する優依

(ゆきちゃん…また暗くなっちゃってる?
 しょうがないなぁ)

「おさむくん わたしにばかり甘えてたらゆきちゃん拗ねちゃうぞ?」
「え ゆいちゃん…」
「ほら ゆきちゃんも…膝枕してあげたら?」
「え? え?」

突然の優依の言葉に
パニックになる幸子に敦を預ける

「いいから 落ち着くまで膝枕してあげて」
「うん」

「おじちゃん どうしてないてるの?」
「いろいろ あるから しばらくゆきおねえちゃんにまかせておきましょ」
「おねえちゃんは?」
「わたしは さっきいっぱいしてあげたから」
「うん おかあさんみたいだった」
「そう…」



そして唯達の母親の呼び声が聞こえる

「ゆいー ゆかー そろそろ夕ご飯の支度の時間になるから
 おいとましよう」
「あ はーい」 「はーい」
「それしゃ、ゆきちゃん おさむくん 今日はこの辺で帰るね」
「うん 玉子焼き …だけじゃなくて いろんなことありがと」
「泣かないでよ また作ってきてあげるから 作れるもの増やすから もっと」
「うん」

泣き出しそうになるおさむの頭を撫でながら優しく微笑む優依

「それじゃ、また来週ね ゆきちゃんは学校で…」
「うん またね」

そうして…ふたりの姉妹は玄関に戻っていくのであった


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