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『歪んだ愛』
【レイプ 官能小説】

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『歪んだ愛』-1

「加奈子ちゃん」
夜中の二時。コンビニの帰りに後ろから声をかけられた。
加奈子が振り返ると、見たことのない男が立っていた。
(え?誰?なんで私の名前知って…)
加奈子が困惑していると、男はにこっと笑い、包丁を取り出した。刃先は加奈子へ向けられている。
「迎えに来たよ。一緒に行こう?」
男は優しく加奈子に問いかける。全てを悟った加奈子は、青くなりながらも男に素直に従った。

加奈子は大学二年生で、親元を離れて一人暮らしをしていた。
郵便受けに、奇妙な手紙が入っているようになったのは、一年前位からか。毎週土曜、必ず届くのだが、切手も消印もない。つまりは手紙を書いた当人が、直接持ってきているという事だが。内容は加奈子への応援メッセージと愛の言葉。
そして加奈子の日々の出来事が綴られていた。
「ストーカーに狙われている」
そう友人に話したこともあったが、友人は考えすぎだと取り合わなかった。実際、手紙以外の被害はなかった。だが、いつも手紙の最後には
「いつか迎えに行くからね」
と書いてあった。初めのうちは気味悪がっていた加奈子も、しばらくするとただのイタズラと認識し、最近の手紙は開かれることなくごみ箱行きだった。だが、開かれなかった手紙には、迎えの日までのカウントダウンが記されていたのだった。

「さあ、入って」
10分ほど歩いた場所にある、廃ビルへと加奈子は連れられていった。階段を二階へと登ると、奥にある部屋に通された。
「加奈子ちゃんと、僕の愛の巣だよ」
部屋の中は驚くほどきれいで、家具や電化製品まで揃っていた。それらは、加奈子の好みの色やデザインでコーディネイトされている。
「どう?加奈子ちゃんが喜ぶように選んだんだよ。うれしい?気に入った?」
男はまるで、子供のように眼を輝かせて加奈子に聞いてくる。恐怖でずっと無言だった加奈子だが、ここに来て、やっと口を開く。
「…あ、あなた誰なんですか。私をどうするの?」
声を振るわせながら、男に眼を向けた。男は相変わらずにこにこしながら
「ここで二人で暮らすんだよ。僕が世界で一番加奈子を愛してるからね」
そう言いながら、ポケットから何か取り出す。それは指輪だった。
「さあ、手を出して。二人の愛の証だよ」
指輪は、加奈子の左手の薬指にはめられた。サイズはぴったりだった。
「これで僕たちは新婚さんだね!さあ、今夜は結婚初夜、子作りしなきゃ!」
加奈子は驚き、顔をあげた。悪夢の始まりだった。
加奈子はベッドに大の字で下着だけになり縛られていた。
「お願い…やめて…」
半泣きになりながら加奈子が嘆願するが、男は聞いていない。何か、箱の中を探しているようだ。
「あ、あったよ」
と、黒い小瓶を取り出すと、中身のぬるっとした液体を、パンティーの上から秘部へと塗り始めた。
「いやっ冷たい…」
「ぬるぬるになっちゃったね。ちょっと我慢しててね」
そう言うと、男は部屋を出て行ってしまった。
(逃げるには今しかない!)
そう思うと加奈子は力の限り暴れてみた。
だが、思いの他、両手足はきつく固くロープで縛られていて、なかなか外れない。ロープが擦れて、手首に血が滲んだだけだった。
10分が過ぎた時、加奈子は自分の体の異常に気付いた。
(さっき液体を塗られたところがムズムズする…)
だが、触りたくても加奈子は身動きが取れない。
さらに30分が過ぎた。男はまだ帰ってこない。加奈子はというと、秘部のうずきに、身をよじらせていた。
(ああっ!アソコが熱い!ムズムズする!触りたい!!)


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