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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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秘密の社員研修C-5

身につけているズボンと下着を佳織は器用に脱がせると、床に放る。
そしてまた加奈子に体重をかけて、唇を塞いだ。
濡れて、佳織を欲しがっているそこは、佳織が指を添えると腰を動かして指を誘導するように飲み込んでいく。
ぴったりと収まると、加奈子は佳織の体を抱きしめた。
佳織の速い鼓動が薄い布越しに伝わってくる。

「これ以上はって言いながら……何でそんなに煽るの……。あたしに何されても、文句言えないからね…?わかってるの、中村さん」

佳織がひどく辛そうな顔をする。
理央が欲してやまなかった女の顔を、自分のせいでこんなにも歪ませていることに優越感を覚えた。
理央や佳織という優しい二人に、そんな態度を取っているのだと改めて実感する。

「止まらないよ、こんなにとろとろで………欲しく、なっちゃう」

膀胱の裏側で、再び優しく円を描かれる。
時折その窪みを指の腹で引っかかれ、手慣れたその手つきに、佳織を抱きしめる腕が強くなる。
理央とは異なる、柔らかな指使い。
女性との性交渉が一度や二度でないことがわかる体の扱い方だった。

「あたしに、そんな……興奮して、くれてるんですか……佐藤くんとするまで……全然、そういうことなかったから……んんっ」

びくびくと震えながら、加奈子は尋ねた。

「こんな状況で、からかってるの?あたし、男性が好きだけど……あなたにひどいこと、したいと思ってるよ」

「ん、なんか……そう思われてるなんて、変な、感じです。触られてて……安心……してるんです……。本間さんなら、いいって、思っちゃ……う……」

苦痛に歪むような顔から、その言葉を聞いて、ふふっと嬉しそうに微笑む。左手で加奈子のメガネを外してテーブルの上に置くと、前髪を撫で、顕になった額にキスを落とす。

「やっと、言ってくれた。嬉しい。強引なのは、嫌だから」

ナカを優しく擦り上げられ、それだけで強烈な刺激なのに、佳織は幾度も加奈子の首筋にちゅ、ちゅ……と音を立てながらキスを落としていく。
抱きしめていると、ボディソープとは異なる佳織の甘い体臭が首筋から香って、鼻腔を刺激する。
理央の男らしい匂いに興奮するのとは、また違った感覚があった。

「本間さん、ナカ……変……」

「痛い……?興奮してるから強くしちゃってたら、言って……」

佳織は加奈子の髪の毛を撫でて、また額にキスを落とした。

「ん、違います…………さっきと、触り方……違う気がして……」

強くしているどころか理央としたセックスの時の愛撫と異なって、その指は加奈子が絶頂を迎えるには少しだけ、程足りない強度が保持されている。

「ふふ、これじゃ足らないの?中村さん」

そう言われて、かぁああっと加奈子は顔を熱くさせる。
分かっていてやっていたらしい。激しくして欲しいと言わされたようなものだ。


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