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出会いはSTARTなり
【青春 恋愛小説】

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休暇は愛♪なり-1

とうとう夏休みに入りました
俺の告白が近づいています





#7休暇は愛♪なり





「いいか、作戦はな……」
現在夏休みはいりたてホヤホヤの一日目

学校の近くの公園に集まって『航から楓への愛のLoveLove波にのればどこまでも行けると意気込んでいけば絶対成功まちがいなしだぜさあ行こう俺にまかせ………省略(哲也命名)』の作戦を考え中

「作戦名いらなくないか?」
「バカヤロウ!作戦名がなくてどうやって告白するんだ!」
普通にという俺の返答は却下された

「よし!作戦はこれで決定だ!」
「…………」
「さぁ航!電話しろ!」
「………わかった」

プルルルル
ガチャ
「……はい」
出るの速え
ものの二、三秒で楓は出た
「あ〜…俺だけど」
「ん?航?どうしたの?」
「あ〜…ん〜…あのさ、どっか遊びにいかね?」
「いいよ〜!どこ行く?」
「あぁそれは俺が決めとくよ」
「そういえば他に誰がいくの?」
「ん……二人だけ」
「え……あ……うん!わかった!じゃあいつにする?」
「明日でいいか?」
「明日ね、OK!」
「じゃあ後ほどメールしますよ」
「わかったじゃあね〜」

フゥ〜
心臓バクバク

「フフ」
哲也がにやけていた
「な…なんだよ」
「良かったよ、特に二人だけってとこが」
「う……」





翌日
俺達は映画に行くことになった

「おぉ〜い、航〜」
「おぉ待たせたか?」
「うん、まった」
オイオイそこは『今来たとこ』だろ
「ごめんなさい」
「ウソウソ!今来たとこ!」
冗談きついな
「じゃあ行こっか」

俺らが見た映画はラヴコメディだった

なんで告白のときにパイ投げしてんだよ
って楓泣いてるし…
あるいみスゲエ



「あぁ〜…面白かった〜」
「面白かったな」
「もう泣いた泣いた」
「なんで泣けんだよ」
「ん?なんか言った?」
「いえなにも」


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