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母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―
【調教 官能小説】

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第十七章 キスの味(画像付)-3

「まだだ・・・・」
男は香奈子の両手首を離すと、何度も頬をぶった。

乾いた音がリビングに響いていく。
香奈子はなすがままに打たれていた。

自由になった筈の両手は、頭の上で宙を掴んでいる。

「はぁっ・・はぁっ・・はぁっ・・・」
荒い息を吐く男の迫力に圧倒されていた。

「ああっ・・・」

痛みは鮮烈な印象を連れて全身を駆け巡っていく。
顔は恐怖で蒼白になっているのだが、ぶたれた頬だけは赤くはれ上がっていた。

そこから、ジーンとした熱い感触がむず痒さを連れて広がっていく。
抵抗する気力を失い、ぐったりとしたまま男を見つめている。

「へへへ・・・」
ネクタイを緩めながら男が呟いた。

「どうだい、気分は・・・?」
勝ち誇ったような顔が見下ろしている。

(ああ・・・・)

恐怖で身体がガクガクとふるえていた。
圧倒的な力の差に逆らう気力がわいてこない。

しかも捕らわれた事による絶望感が、奇妙な感覚を伴って全身を覆っていた。
媚薬の興奮がもたらした一種の催眠効果だろうか。

平手打ちのショックが金縛りのように精神を凍らせ、抵抗する気持ちを奪ってしまったのである。
薬を飲まされている事も知らない香奈子には、男がすることを待ち受けているような錯覚に陥ってしまう。


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