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ショタ狂い
【ショタ 官能小説】

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早苗の場合@-1

 学校帰りの電車の中はいつも以上に混雑し、小柄な私は反対側のドアの付近に追いやられ身動きが取れずに藻搔いていた。

 私の背後には黄色のTシャツを纏った、少し体格の良い小学生の男の子がピッタリと張り付いて、何故だか首の辺りで呼吸を荒げている。
 蒸し暑い電車内で首に吹きかかる生ぬるい息は堪らなく不愉快で、私はそれから逃れようと頻りに身体を捩って微かな抵抗を見せていた。
 しかし男の子も故意では無いと言いたげにブツブツ言葉を繰り返し、密着する私の身体を引き離そうと更に狭いところに押し込めていく。

 夏の暑いこの時期は誰もが薄着姿で、露出している素肌の部分がより多い。
 私と男の子もそれは例外では無く、ベトベトと張り付く素肌に不快感は高まって、苛々した気持ちを募らせていた。
 半ズボンを履いている男の子の太股が、糸を引く様なネバネバとした汗を滲ませながら、ミニスカートから伸びた私の脚に当たっている。

 身の毛もよだつその感触に私は鳥肌が立ち、鬼気迫る形相で男の子の顔を睨み付けていた。
 いくら小学生と言えども、異性に素肌を触られるなんて地獄の苦しみでしかない。
 例え故意では無いとしても、女家族で育った男嫌いの私には、何かの罰ゲームであったとしても許し難いことだった。

 そんな時、いつもの急なカーブに差し掛かり、電車はガタンと激しい揺れに襲われる。
 吊革すら掴んでいなかった男の子は、その揺れに体勢を保とうとして咄嗟に私の身体にしがみ付いていった。
 私の身体を抱え込む様に回った手が、小ぶりなバストを鷲掴みにして絞る様に握っている。

 突然の出来事に私は唖然としながらも、何もできずにワナワナと震えるばかりだった。

「もういいや…触っちゃおう…このお姉ちゃんの胸柔らかいし…」

 背後の男の子は耳元でそう呟くと、私の肩に頭を乗せて頬ずりをしながら、握ったバストをゆっくりと揉み回していく。
 私は悍ましい感触にゾッとしながら男の子に恐怖を感じ、固まったまま声も出せずにブルブルと震えていた。
 電車の中で躊躇いも無く痴漢をする小学生なんて、どう考えてもまともではない。

 そんな頭の可笑しい男の子に注意したところで、逆上して何をされるもかわからない。
 恐怖に慄く私は頻りに男の子の手を振り解こうとはするものの、周りを気にして激しい拒否はできずに俯いていた。

「柔らかいなぁ〜乳首はこの辺かなぁ?」

 男の子はブツブツと独り言を言いながら、スクールシャツの上から絞った胸に爪を立てて、乳首の辺りをカリカリと掻いている。
 敏感な部分に初めて感じるその刺激に、私の身体は嫌なのにビクンビクンと痙攣を繰り返し、感じている様な反応を見せていった。

「敏感じゃん…もしかして…処女?」

 耳元で囁く様な男の子の言葉と、乳首の刺激で体中が熱くなり、顔面がカッと火照っていく。
 真っ赤になった私の顔を覗き込み、男の子はニンマリ笑いながら、ブラジャーのホックをシャツの上からゆっくりと外していった。

「ああっ…」

 ホックが外されると男の子の手はシャツの中に忍び込み、緩んだブラの隙間から私の胸に滑り込んでいく。
 汗ばんだ男の子の手の悍ましい感触に、私は逃げようと必死に足掻いていたが、死角になったこの場所から逃れられる所などどこにも無かった。
 指先で直に摘ままれる乳首にビクンビクンと身体を反応させながら、うな垂れて呼吸を荒げている。

 悔しさと屈辱で涙が溢れるが、その弱い姿を悟られてはいけないと必死になって隠しこんでいる。

「乳首硬くなってるよ…気持ち良いんでしょ?」

 そう言って指先で乳首を優しくこねる男の子は、しつこいくらいにそれを繰り返して、私の反応を伺っている。
 細かく身体を震わせてそれを耐え忍ぶ私の姿を、血走った目でマジマジと見つめて息を荒げていた。
 生暖かいその息が私の首筋に纏わりつくように絡みつき、ゾッとするような寒気を感じさせている。

 しかし敏感な部分にしつこく刺激を繰り返されて、私の乳首はジンジンと熱くなり疼き始めていった。
 膝がガクガクと震えだし、悩ましい溜め息が私の感情など無視して勝手に溢れ出していく。
 咄嗟に口を手で押さえ込んでそれを必死に食い止めるが、乳首への刺激は淡々と続けられ快感は波のように押し寄せてくる。

 肩で大きく息を繰り返し朦朧とする私に、男の子は耳の中に息を吹きかけてビクつく反応に喜んでいる。

「僕、興奮してきちゃった…下も触っちゃおうかなぁ〜」




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