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オンナ狂 神谷鉄平
【OL/お姉さん 官能小説】

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愛する女の為に-4

萌香は新作の資料の中がまずミニスカートをえらぶ。
(これ可愛いな…。このマイクロミニはさすがに恥ずかしい…。パンツ見えそう…。ローウェストのマイクロミニ…、お腹からパンツ見えちゃうよね。いくらミニって言っても、膝上5センチまでか限界かなぁ。恥ずかしいし…。脚に自信ないし…)
脚が細ければ自信もあるんだろうが、自分でもちょっとムチっとしていると思う。その脚を出すのが恥ずかしくて萌香はいつもロングスカートやパンツを履いている。
(ミニスカートは置いといて、トップスは…。あ、この水色の花柄の可愛い♪この前ボタンのVネックのピンクのも可愛いな♪でもちょっと胸が強調されるのはなぁ…。やっぱ少しダボダボのがいいなぁ。)
どうしても保守的な思考が前に出てしまう。だが色んな服を自分の頭の中で試着して考えていると心がウキウキして来る。

1時間ほど新作の資料を見ながら色々考えていたが、自分が好きな服ならすぐにでも選べるが、ギャップがテーマだ。どれを着たらそのテーマにそぐえるか頭を悩ませた萌香だった。
「あの…」
萌香は彰に相談する。
「はい??」
「あの、ごめんなさい…ギャップを出すのにどれを選んだらいいか分からなくて…」
申し訳なさそうに言った。
「あ、そうですね…。じゃあまず、これは絶対に無理って言うのを選んでくれますか?」
「無理なのですか?分かりました。」
自分には絶対無理と言うのだけははっきりと答えられる。萌香はそれを指で指す。
「このVネックショートスリムカーディガンと、ローライズマイクロミニはちょっと…」
「Vネックショートスリムカーディガンは何で嫌なんですか?」
「このピンクは可愛いんですが、何か少し透けててブラジャーが見えちゃうし、私、あまり胸を強調するのが嫌なんで、これ、胸元が開いてるし、スリムだから型が出ちゃうから…」
「スカートは?」
「結構短いし、いつもパンティ見えちゃうの気にしなきゃならないから…。それに私、脚に自信ないって言うか、ムチムチしてるから脚出すの、嫌なんです。」
「そうですか。じゃあそれを着てみましょうか。」
「えっ…?(嫌だって言ってるのに、意地悪するつもり??)」
難色を示す萌香に彰は言う。
「今着てる服が1番好きな服として、これは1番嫌いな服。これ以上のギャップ、ないですよね?」
「あ、そ、そうですね…」
「だから新しい自分が発見出来ると思うんですよね。萌香ちゃん、これはチャレンジです。思い切ってチャレンジしてみませんか?」
彰の真剣な眼差しに心を揺らされた萌香。少し悩んだが、顔を上げて答えた。
「チャレンジ、してみます!」
「うん!」
新たな自分…、萌香は少しワクワクする気持ちを感じた。


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