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島の少女(海女編)
【ロリ 官能小説】

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27)身体検査2(1)-4


雄一は、わざとしばらく、無言でこの『 砲弾 』または『 ロケット 』を眺めていた。
今の段階では、みさきの 乳首 は左右両方とも隆起が無くて立体的ではない。まだ、直径わずか数ミリ程度の輪郭が、平面的に描かれている程度だ。
それでも、この胸を『 砲弾 』の様に見せているのは、その頂点で尖がりかけている数ミリの輪郭のおかげである。
そして、砲弾の真ん中で淡い桜色に ぼんやり と直径4センチに拡がっている乳暈(にゅううん)と白い肌との色合いは、コントラストがとても美しい。まるで白人の胸である。

しかし、みさきの方は、しばらく雄一が黙ったままなので、目を瞑ったままの中で少し不安になってきた。
恐る恐る目を開けてみる。
すると、間近で雄一と視線が合ってしまい、また目を逸らしてしまう。
そこで雄一は、わざとらしく独り言のように言ってみた。

「 う〜ん これは… う〜ん 珍しい胸だなあ… 初めて見るタイプだなあ… 」

みさきが不安そうに、視線を雄一の顔に向ける。

「 硬いのか… 軟らかいのか… どこから『 触診 』しようかなあ… 」

みさきは、これが独り言かもしれないと思うと、返事をするかしないか迷ってしまった。
でも、例え返事をしようと思っても、良い答など浮かばないので、どちらにしても黙っている事しか出来ない。

一方、雄一の方は、この弾力にあふれた… しかし硬そうな… 胸を、どのように触るのが正解か、観察を続けていた。
AVの様に、力を入れて揉むのは論外である。雄一は、ただでさえAVの揉み方は乱暴だと思っているので。この巨(おお)きいけれど未熟な胸の攻め方は特に慎重にする必要があった。

「 この場合は…  まず最初は、皮膚をやさしく… だな…  揉むか揉まないかは、その反応次第だ… 」

雄一は、頭の中で結論を出すと、右手の人差し指を、みさきの左胸に… 雄一から向かって右側の胸に… ゆっくりと近づけて、わざと、その指先に、みさきの視線を引き付ける様に動かしていく。
そして、視線が引き寄せられた事は、少女が発する雰囲気によって、雄一にもはっきりと伝わってくる。
実は、みさきの発育途上の胸は、日々、疼きに襲われていた。自分で触れる時も、かなり気をつけている。だから目の前で、男性の指が近づいてくると、とても緊張するのだ。

そして雄一は、鋭敏な嗅覚で、みさきの緊張感を感じ取りながら、声を掛けた。

「 よ〜し 先ずはここから… この周りから『 触診 』していこうかな… 」

少女が『 しょくしん 』の意味は知らないだろうな、と思いながらも、敢えてそれ以上の説明はしないで、雄一の指が ゆっくりと 回転しながら、みさきの淡い桜色の上を回り始める。まるで トンボ獲り の様だ。
1周、回転する毎(ごと)に 雄一の指先 と みさきの肌 の距離が近づく。
そして、少女の緊張感が益々高まって、それが雄一に伝わってくる。

「 それはそうだよな…  男の指に初めて胸を 弄(いじ)られ るんだもんな…  緊張するよなあ… 」

また1周、回す。そして、ゆっくりと、触れる寸前の距離で、もう1周…
みさきの息が緊張で詰まっているかの様に、呼吸の気配も静まっている。
ここで、わざと、乳暈(にゅううん)の頭上を回転しながら乳首に触れる寸前まで近づいて…
外側に外す…

その途端、みさきの呼吸が荒く乱れながら、雄一の耳に届く。

「 はあっ はあっ はあっ はあっ… 」

余程、緊張したのだろう。
それにしても、このみさきの反応は、どう考えれば良いのだろうか…
本能的に、小学校6年生の女の子が想像できる範囲の、何かのイメージを抱いたのだろうか…
それとも、雄一の指先が そこ に触れれば、自分がどうなるのか、知っているのだろうか… それは、本能なのだろうか… 経験によるものなのか… 自分で弄(いじ)った事でもあるのだろうか…
それは… 間もなく分かるのだろう…

雄一は、みさきが呼吸を乱した事に少しの達成感を感じながらも、自分の疑問を解きたくなってきた。
みさきの顔を見ると予想通り、視線が雄一の指先を追いかけている。今、雄一に顔を見られている事にも全く気づいていない様だ。
その事が、雄一の指先をより大胆にさせていく。


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