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島の少女(海女編)
【ロリ 官能小説】

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27)身体検査2(1)-3


また、みさきは発育が良いとは言え、全く ぽっちゃり ではないし、さなは、むしろ すらり としている方だ。
これは、おそらく、2人とも筋肉量が平均よりも多くて、その結果、体重が実際の体型よりも多めに出ているからだと思う。
それにしても、みさきは体重を言う際に口ごもっていた。それは、どうやら自分の体重に自信が無い… つまり『太っている』と本人が思っているからの様だ。確かに、140台の身長と40キロ台の体重が並ぶと、数字のイメージがそう考えさせるのかもしれない。
それとも、自分の発育の良さに、コンプレックスを持っているのだろうか…

しかし、それらの事を一瞬で考えながら、雄一は敢えてみさきに対して「 少し ぽっちゃり気味 かなあ… 」と言ってみた。この場合は、コンプレックスを揺さぶってやる方が効果的だと思ったからである。

そして雄一は、更に、みさきに対して追い打ちをかける。

「 みさきは、かなり 発育 が良さそうだけど、 さなよりも誕生日、どれくらい早いの? 」
「 あ… あの… ……… わたしのほうが、1か月くらい、遅いんです…  それなのに、わたしの方が、さなちゃんより太っちゃってて………  すみません… 」

最後の方は、声が消え入りそうにフェイドアウトしていった。
やはり、みさき本人は、自分を太っていると『誤解』しているようである。
それにしても、みさきとさなが1か月しか違わない 11歳同士だ という事が分かって、雄一は意外だった。
さなは、身長は低いが発育自体は遅くは無いと思う。それでも、みさきのとても発育の良い胸を見た後で、実はみさきの方が1か月も遅い… という事を知ったのだから、意外に感じるのは当然である。
「 これは、もっと念には念を入れて、この発育の良い少女の肉体を調査する必要が出来てしまった… 忙しいのに困ったなあ… 」
と、雄一は、本心では困るどころか大喜びしながら、心の中で呟いていた。

そして、今度は声に出して言う。
「 そうかあ… じゃあ、みさきは、まだ11歳だよねえ… う〜ん、それでこの体型かあ… 確かに、これはかなり、念入りに調査しないといけないみたいだね… 」

「 あ… あの… 本当にすみません… 」
みさきが、11歳らしからぬ発育を遂げている肉体を大胆に全裸でさらけ出したまま、しかし、声は消え入りそうに小さく、返事をした。

「 いいんだよ、これがぼくの仕事だからね… でも、調査項目が増えると思うから、みさきも覚悟してね… こういう調査は、される側の頑張りと協力が必要なんだ… 」

雄一が、わざと顔を近づけて言うと、少し前を向きかけた みさき の顔が、また少しうつむいた。
それにしても、きれいな顔だ。しかも、かわいらしさも同居している。
まつ毛が細くて長い。唇が透き通るような清らかさを持っている。
そして、髪の毛の1本1本が細い。まるで白人の髪質の様だ。だから さらさら に、なびいているのだ。

「 じゃあ、とにかく、 これから みさき の身体を、1つ1つ調査していくね… 」

雄一は、みさきの身体のサイズを測る事を、今は止(や)めてしまった。
話の流れから、長さや重さを測る『 身体測定 』よりも、『 調査 』を目的としても良くなってきたからだ。
これならば、建前も関係なしに、とにかく身体を『調べる』事が出来る。

雄一は、それをどこから始めようかと、少し迷ってから、やはり見事な『 胸 』から調べる事にした。
本当は『 胸 』は、メインディッシュとしてラストに取っておきたいのだが、やはり、ラストには鋭い切れ込みの『 スリット 』の方がふさわしい。
それならば、やはり最初は『 胸 』から、でいくべきである。
雄一が、見事な胸の膨らみに顔を近づけていくと、みさきは両手を後ろ手に組んだまま、自然に目を瞑ってしまった。
すごく恥ずかしい… そう思うのは当たり前である。海女の覚悟が有ろうと無かろうと、11歳の女の子が恥ずかしく思うのは当然の事だ。
それでも、みさき本人は、自分では何もする事が出来ない。手で隠す事も、腕で抱えてしゃがみ込む事も、ましてや、逃げ出す事も… ただ、ここに立って、『 調査 』をされるしかないのである。

雄一は、胸の隆起の仕方や、その角度、胸の先端が向かっている角度の捻じれ具合、肌の張り… などを、ゆっくりと観察していった。感覚としては、さなの胸が突き出ていく延長線の方向を捉えれば理解できそうな気がするのだが、どうにも上手くまとまらない。やはり『 造形の美 』『 造形の神秘 』と言うしかない様だ。胸自体のバランスと、胸の身体に対するバランスが、絶妙に良いのだ。

「 みさき… じゃあ、ちょっと『 触診(しょくしん) 』してみようかな… ちょっと腕が『 調査 』の邪魔になるから、手を頭の後ろで組んでくれるかな… 」

みさきが、『 触診 』の意味も分からないまま、直ぐに言われた通りに、両手を首の後ろ辺りで組みなおした。
その動きに引っ張られて、見事な胸が更にせり出す。

「 うん、いいよ〜 じゃあ、もうちょっと、肘を張ってみようか 」

雄一のカメラマンみたいな言葉に反応して、みさきの身体が直ぐに指示通りに動き、巨(おお)きな『 胸 』が更に突き出ていく。
こうして見ると、乳暈(にゅううん)の中心を頂点とした砲弾かロケットの様だ。世間で形の良い巨乳に対して使われている『 砲弾型 』や『 ロケット乳 』という言葉に、今、これを見て初めて納得する。


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