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母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―
【調教 官能小説】

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第十二章 二度目の訪問(画像付)-9

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そして17年の歳月が流れた。

(お、俺は・・・)
支配されている。

晴彦は常に意識していた。
矢島家に、そして妻である香奈子に。

香奈子は宣言通り、大学進学を諦め家事と育児に専念するようになった。

だが、そこは資産家の令嬢で父親と同居しながら雑用は家政婦達が全てやってくれた。
それでもマメに料理学校等に通い、晴彦の料理は自分で作るよう心がけていた。

同居といっても広い邸内に別棟を新築してもらい、独立した生活は出来たが、晴彦には休日も与えられず、ひたすら後継者としての帝王学を学ばされていたのだ。

クタクタに帰ってくる夫に常に微笑を絶やさず優しく接する妻に返って息苦しさを感じる晴彦にとって、家に憩いの場所はなかったのかもしれない。

2年前、心臓発作による突然の義父の死も彼を完全な自由にしてくれはしなかった。
伝統ある矢島家は依然と残り、守っていかなければならない。

早くから母を亡くしている香奈子は父の影響を知らず知らずの内に強く受けていたのか、その信念は夫を見る視線の中でも鋭く感じられていた。

『ご無理をなさらないでね・・・・
 今はあなたが矢島家の当主なんですから』

夫を思いやる口調にも何かしらの圧迫感を受ける晴彦は無意識に妻の後ろに義父の影を感じていたのかもしれない。
妻に対する息苦しさは消える事無く、むしろ強くなる一方であった。

それでも「良い夫、良いパパ」を演じ続けなければならない晴彦であった。


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