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オンナ狂 神谷鉄平
【OL/お姉さん 官能小説】

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ハイスペック美女、松下涼子-5

(ああん、キスしたい…)
もう早く唇を奪われたくて仕方がなかった。今まで男は向こうから寄って来たし、キスも体も相手がまず求めて来た。自分から欲求を募らせるのは初めての事だった。
「涼子ちゃんは、スケベな子?」
「えっ…?ふ、普通だと思うけど…」
「いや、俺が見る所、絶対にスケベな子だな、涼子ちゃんは。」
「そ、そう…?何で…?」
「目がセックスを求めてるから。」
「嘘…。(ヤダ、セックスじゃないけどキスをしたがってるの、見透かされた…!?)」
「フフフ、ほら、目が動揺した…。」
「ヤダ…」
じっくりと観察されているようで恥ずかしくなる。
「俺、スケベな子、好きだよ?」
そう言って唇を寄せる鉄平に涼子は身構える。
(来る…!)
思わず目を閉じてしまう涼子。そして鉄平の唇が唇に触れた瞬間、体が熱くなり、下半身がジュンと疼いた。
(私、したがってる…)
体が鉄平を求めている事に気付く。丁寧に何回もチュッ、チュッと焦らすかのようなキスをしてくる鉄平に、堪らず自ら唇を押し付ける。その瞬間、ギュッと強く抱きしめられた涼子の理性は弾け飛んだ。涼子の方から舌を鉄平の口の中に入れた。
「んんん…」
まるで発情している舌を鉄平に宥められているかのような舌の絡ませ方に涼子は燃える。鉄平を強く抱きしめ鼻息混じりの濃厚なキスをし始める。
(興奮して来た…)
頭を悩ましく揺らしながらのキスに気持ちが高まる涼子。鉄平の手が背中を撫でた後にゆっくりと降り、腰、そして尻を撫で始める。
「んんっ…、んんっ…、あん…」
尻を撫でられ体をくねらせる涼子。
(ああん、ベッドに行きたい…。早くベッドの上で抱き合いたい…)
完全に発情してしまう。その発情をキスで感じた鉄平は涼子のブラウンのレザーミニスカートに手をかけ脱がす。そしてゆるゆる系の白いニットトップスも脱がす。鮮やかなピンクのセクシーな下着だ。涼子の白い肌に良く映えて見える。
(ああん、脱がすの巧い…。)
鉄平は自らシャツを脱ぐと、逞しい上半身が現れ涼子をドキドキさせる。そして舌を絡ませながらベルトを緩めジーンズを脱ぎ捨てた。
唇を離し涼子の姿を見る鉄平。
「エロいね。」
「ヤダ…」
顔を真っ赤にした涼子が視線を落とすと、鉄平のパンツの前が尋常じゃないぐらいに膨らんでいるのが見えた。
(お、大っきい…。)
紗理奈らが言っていたのは本当だったんだと思った。その膨らみに目を取られている涼子を抱きしめ、ジリジリとベッドに向かって行く鉄平であった。


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