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【SM 官能小説】

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>>名前…聞いてもいいで
 すか?

>>名前も秘密にしておこ
 う。私のことで頭がい
 っぱいになるといい。
 すまないが、急用がで
 きたから今日はこれで
 失礼させてもらうよ。

>>はい。おやすみなさい


名前も秘密だなんて変わってる。たいていの『S』だと名乗る男性は、名前や年や住まいはアピールしてくるのに…
一体どんな人なんだろう?

あたしの頭の中は知らず知らずのうちに『ご主人様』でいっぱいだった



いつのまにか寝てしまっていたみたいで、程よい光と小鳥のさえずりで目が覚め、枕元の時計に手を伸ばし、針が指す時刻を見ると8時を少しまわったところだった。
大きく伸びをして、歯を磨きに洗面所へ行こうと携帯を見ながら歩いているとメールの着信があったことに気付き、開封する。

>>さっきはすまない。
 もう寝てしまっている
 だろうから、起こして
 しまったら申し訳ない
 。
 朝起きたら何時だろう
 が構わない、メールし
 なさい。

何時でも…って。
こんな時間にメールしてもいいのかなぁ?躊躇いながらも期待と興奮で返信メールを作成するあたしの指。

>>おはようございます。
 起きましたのでメール
 しました。起こしてし
 まったらごめんなさい

着信。
思ってたより早い返信に意味もなくビクッとするあたし。

>>おはよう。よく眠れた
 か?
 これから何をするのか
 教えてもらおうか。

>>歯磨いて、朝食を軽く
 済まそうかな?って。
 その後はだらだらと…

>>歯磨き終わったら、歯
 磨き粉をクリ○リスに
 塗りなさい。
 塗り終わって朝食済ん
 だらまたメールしなさ
 い。

命令通りクリ○リスに歯磨き粉を塗った。ひんやりとした感覚に、その場でいじりたくなるのをぐっと堪えて朝食を。


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