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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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先輩は僕のもの-4

「本間さんと、して欲しくない。やだ」

抑えていた加奈子の感情が溢れ出てくる。こんなことを言うつもりはなかったのに。

理央はその言葉を聞いて、加奈子のサラサラの髪に指を通しながら、その頭を抱える。

「本間さんの方がいいくせに」

理央の胸に押し付ける加奈子の顔が、体が、震えているのが理央に伝わった。

「あたしと違って……肉感的で…女のあたしが見ても色っぽいもん……出張の時だって、一緒にいるだけであんなに匂い移るわけないじゃない。自分から部屋に行って、佐藤くんの気持ちわかってながら誘ったんでしょ。無理やりされたなんて本間さんはきっと、もう思ってないよ」

理央はその言葉に、ぎゅうっと加奈子の体を抱く。
隼人に抱いてたような感情を、加奈子が自分に対して抱いていることに嬉しくなった。

「こんなこと、言うつもりなかったのにっ…」

「ーーあのね」

泣きそうな加奈子の言葉を理央は遮る。

「今までずっと、僕だけの話をすればいいと思って、僕が本間さんに乱暴したと言ってたんだけど。僕が何で隼人に嫉妬するかってーー去年の出張の時、本間さんを乱暴したのは僕だけじゃない。そこには隼人もいたんだ。二人で計画して乱暴したんだよ」

「え……」

突然の話に、理央の胸に顔を埋めていた加奈子が顔を上げた。
理央の目は潤んでいる。

「隼人は異動になってからも、本間さんと関係を持ち続けてる。それに、本間さん……付き合ってる男性もいるはずだよ。隼人は隼人で、僕みたいな恋愛感情は持ち合わせてなくて、楽しくやってると思う。大好きな二人のプライベートなことだから、中村さんに言う必要ないと思ってたけど……まあ、つまり本間さんのこと、どう足掻いたって僕が独占できるわけないの」

理央は切なそうにそう言った。
そして、先日の出張の際ーー二人でいるところに隼人がやってきて、三人でセックスをしたと加奈子に伝えた。
二人が絡むさまは、ひどく卑猥なのに、あまりに辛かった、と。

「ーーじゃあ、あたしは、本間さんの代わりなの…?」

理央のシャツを掴む彼女の手が震える。
真面目な彼女に、そんなことを言わせているのが心苦しい。理央はそう思った。

「そう思ってた」

理央は体をずらして、加奈子の頬にキスをする。

「僕、本間さんのこと好きになってから何人もとしたけど、全然面白くなくなっちゃって。二回目誘われたら面倒くさくなって。だけど、中村さんにはそんなこと思ったことない。キスマークつけたくなって、つけられたらどこか嬉しくて、すごくゾクゾクした。
亨に名前呼ばれてるの聞いただけで死ぬほど腹立ててさ。きっと、はじめから特別だったんだよ。中村さんのこと」

「え、え……?」

戸惑う加奈子の上にのしかかるようにして、加奈子の衣服を脱がしていく。
そして、理央も加奈子の目の前で全裸になった。


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