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re SEXLIFE
【ハーレム 官能小説】

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re LIFE-10

「…じゃなくて!だから何でいちいちアンナの体の中に入って俺の前に現れて恋人にまでなったんだよ!?その意味が分からねー!」
うっかり騙されそうになった修は目を覚ました。そんな修に神は少し真面目な顔になる。
「体を乗っ取ると、体の持ち主は私の考えや行動は本来の自分が自ら考えて行動してると思い込むんだ。アンナで言えばアンナが自らオマエに股を開きヤリたいと思ってオマエとセックスする。でもな、体から私が抜けると、あれ?何で私は修にこんなに夢中になってるんだろ…と一気に冷めるものなんだ。でもな、このアンナって子はきっと私が抜けてもオマエの事をずっと愛しそうな気配があるんだ。梨紗がオマエの運命の人なら、この人生でアンナにとってオマエが運命の人なんじゃないかって思うんだよな。偶然にも運命の人と出会ってしまったんだよ、このアンナって子は。そこまでオマエを愛してくれる子はいないぞ?きっと。梨紗と同じぐらい、もしくはそれ以上にオマエを愛してる…、そんな感覚があるんだよな。」
「俺だってこんだけ愛してしまってるんだ。むしろこれでオマエが抜けた瞬間に冷たくなったら俺は寂しいわ!」
「何を威張ってるんだ、この色情魔が♪」
「るせーわ!オマエ、アンナと俺を弄んで楽しいか!?」
「あー楽しいね。そんだけ愛してると言いながらこのアンナを捨てて梨紗を選ぶんだろ?その薄情さには恐れ入るし。」
「クッ…」
何も言い返せない修。だが、だから何をどうしたいのか神の意思が全く分からなかった。
「フフフ、テストはな、オマエにとって本当に大切なものは何か分かるかって事だったんだよな。」
「大切なもの?」
「ああ。私が求めた答えは、下らないエロに特化した後悔をやり直したいと言う欲望を満たした後、愚かな欲望を悔い、本当に大切なものを見つけられるかって事だったんだよ?オマエは私の期待通りの答えを導き出した。私はどんなにエロに塗れた欲望を持つオマエのような男でも、本当に後悔するのは目の前の幸せを与えてくれる大事な人を失う事だと気付いてくれる事を期待してたんだよ。私も一応神のはしくれだ。人間の美しさってのを見てみたかった。だからテストは合格だ。私の期待通り、オマエは悩み、答えを導き出してくれた。褒めてやる。」
「そ、そりゃどうも…。」
何だか良く分からないが、梨紗を想う気持ちが自分には一番強いと気づかさせてくれたテストは、自分にとっても有意義なものではあったと感じた。


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