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初めての「お客さん」
【フェチ/マニア 官能小説】

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初めての「お客さん」-2

「ママにメールしたか? 麻実」
「してへん」
「そうか、せんでもええ。大丈夫やしな、麻実。ほんで、ちゃんと着けたんか? アレ」
「ママが使うてるの、引き出しから1つもろた。なんかゴワゴワした感じ」

パジャマを脱がせる。
薄い縞模様の学童用のコットンパンツ。あそこが異様に膨らんでいる。

「ははぁ、ほんまや。ゴワゴワもええとこやないか、麻実。ママの引き出しん中、2つか3つ種類なかったか?」

そう言いながら、片手でその部分を軽く抑え、たたく。

「あったけどな、わからんし、一番大きいの着けたんや」
「そうやろな。ちょっと待っとき。俺がちゃ〜んと教えたる」
「和樹、知ってんの?」
「知っとる、知っとる。ママにいっつもやらされてんのや」
「ええーっ!? ママが生理ん時、和樹がいっつも取り替えてんの、ママのあれ?」
「そうで〜す。ママはね、女王様ですからねえ、麻実がいないとこでは」
「おもしろ〜い。和樹がママのお尻に敷かれてんのは知ってるけど、ママってそんなに偉いんや。和樹、可哀相」

1階に下りて、由実が「それ用」にしている引き出しの中を見る。
麻実が着けたのは恐らくこれ、人繰りの都合で長時間レジに立たなければならない時の、尿漏れ防止・吸収用パッドだ。
もっと小さめ、普通の生理用ナプキンとタンポン、それにバスタオルを用意する。
由実の使い分けは、始まる直前は澱ものシートかナプキン、始まると同時にタンポン。2、3日目の一番多い時はタンポンとナプキンだ。
それに倣うときょうはタンポンだけでいいかな、そう考えながら麻実の部屋に引き返した。
バスタオルを敷き、その上に麻実を座らせる。
いったんゴロンと仰向けに寝かせ、パンツを尿漏れ防止ナプキンごと脱がせる。
両足首を片手でつかんで上に持ち上げ、ウエットティッシュで麻実の陰部をきれいにぬぐう。
おむつを替える時の格好だ。

「ひゃぁ〜、麻実、赤ちゃんみたいやぁ」

恥ずかしがる様子もなく、されるに任せている。
恥丘の周辺、股ぐりの部分にまで広がり半分乾きかけていた赤い跡を拭き取り、割れ目を少し開いて中の様子を見る。

「今は大丈夫。出てないよ。はい、ここに座って」

ベッドの上に並んで座り、生理用ナプキンとタンポンの袋を持たせる。
さっきまで麻実が着けていたのは、仕事中トイレに行けない時のためのもので、生理の時のナプキンとは違うこと。
生理が始まったら最初はタンポン、量が多くなるとタンポンとナプキン、終わりそうになったらナプキンという使い方の違いを説明する。
そして、装着方法。
ナプキンは簡単だ。袋から取り出し、粘着テープみたいになっているブルーの側をパンツの底に張り付け、両横に張り出したウイングを折り曲げてパンツとずれないようにする。麻実は上手に張り付けた。
タンポン。まず構造の説明から。1階の引き出しからもう1つ取って来させて説明する。外側の筒、内側の筒があって、外筒の中に入っているのが吸収用の繊維。内筒をスライドさせて外筒に押し込み、中の吸収用繊維を膣の中に押し出した後、筒を抜き取る。
すぐには理解できない様子だ。


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