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「短編集『O嬢の館』の女たち」
【SM 官能小説】

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『縄母・志摩子(M512)の刺青』-12

「ママは僕だけのモノ?」
「そ、そうよ。悠一だけのモノよっ」
「ママはこんな僕が好き?」
「だ、大好きよっ。死ぬほど愛してるわ」

「ぼ、僕ももう我慢出来ないよ……挿れるよ、ママッ」
「ああああっ。来てっ……挿れてっ」
 悠一の熱くてカチンカチンに硬く勃起した欲望の塊りが、母親の物欲しそうに喘いでいる膣穴をズブーッと挿し貫いたのです。ズブズブッと膣襞を押し広げ、子宮口にまで到達していました。

 私はその瞬間、物凄い高圧の電流を全身に流されたような衝撃に灼かれて一撃だけで昇天したんです。息子の勃起チンポは世界のどこにもない格別のモノに決まっています。まるで細胞という細胞がすべて蕩けて、溶け合うような快美に襲われたんです。

「ああああっ。ママは悠一のオチンポに溺れちゃううっ」
 天井の鏡に映っている縄奴隷の上半身は、息子のオチンポに狂わされて、まるで新婚初夜の新妻のように美しく光り輝いていたんです。


 私はきっとあの最初の時にハネムーンベイビーを宿したに違いありません。牡丹と蛇の刺青を彫られた下腹がちょっと膨らんできているんです。
 私は一年後には赤ちゃんから「バアバ、バアバ」と呼ばれるのでしょうか。

でも、ショップの若い女の子たちからよく言われるようになったんです。
「志摩子さん、すっごく素敵な恋をしてるんでしょ。絶対そうよ。最近、肌艶の輝きが全然違うし、ますますイロっぽくて、二十代に若返ったみたいだもん」

 悠一は縄奴隷の私のご主人様です。今夜も……私はきっと猥らなオネダリを口にして、膨らんだ下腹を突き上げるに決まってるんです。


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