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『僕っていけない女の子?』
【SM 官能小説】

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『僕っていけない女の子?』-18

 夕食後には三日目の矯正治療だ。
 美魔女の部屋に入る頃には、僕は半分以上女の子にすり変わった脳になっていた。廊下を歩いていてもお尻を自然にクネクネさせたり、ツルツルの丸坊主頭を鏡に映して、その奇妙な姿を可愛いと感じたりしていた。
「冴木志津子先生。わたし、矯正治療を受けたくて今日も来てしまいました。どうかお願いしますっ」
 ドアを入ったところで、僕は土下座して大声でそう言うように命じられた。
「でも、カオルにはもう矯正治療は必要ないのかもね」
 急に美魔女は冷淡な女医の貌になって、僕を突き放すように言った。
(えっ、やだ……)
 淫らな期待に胸を膨らませてワクワクしながら矯正治療を受けようとしていた僕は冷や水を掛けられた思いだった。
 でも、美魔女からわざと意地悪されているのかもしれない。
「そんなひどいっ……わたし、冴木先生の治療で、もう少しで元の女の子に戻れそうな気がしていたんですっ」
 僕は土下座したままで、哀願するように言っていた。
「もう十分に女の子に戻ったんじゃないかしら……このままだと、カオルの中から僕ちゃんが消えてしまいそうで、詰まらないんじゃないの?」
 女医は妖しい含み笑いを洩らしながら、そんな言い方をした。
「えっ。わたしが男じゃなくなるって……?」
「嫌でしょ?」
「わたしには、よく分かりません……」

 冴木先生の説明では、僕が三度も自殺を繰り返した原因は極度のニンフォマニアだったからだろうと言うのだ。色情狂。多淫症。毎日何回でも誰とでも何処ででもオマンコをしたがる女の子だったらしい。そのくせ、本当の女の歓びを味わうことが出来なくて、更にもっとしたくなっていたらしい。そんな自分を憎悪するようになって、繰り返し自殺しょうとしていたんだろうと言うのだ。

「女の歓びをしっかりと教えてあげたから、元の女の子に戻ってももう自殺をしょうとは思わないだろうけど……今の半分男脳のままが愉しいんじゃない?」
 女医は白衣を脱ぎながら、妖艶そのものの美貌に淫らな微笑を浮かべていた。
「は、半分男で、半分が女の子?」
「そうよ。今日は男の子になって愉しんでご覧」
 女医は二日前の黒光りのする双頭のペニスを僕のオマンコに装着して、T字のゴムバンドで固定してくれた。

「あ、ああっ。僕のオチンチンだっ」
 幻のオチンチンではない本物のようなでっかいペニスが僕の股間からニョッキリと生えていた。
「ああっ。僕ちゃんのペニスでママは犯されてみたいわ」
 女医はそう言って、セクシーな真っ赤なランジェリー姿を見せつけてきた。
「わたしじゃなくて、僕でいいの?」
「そう。薫さんはオチンチンを生やした立派な男の子じゃないの。来てっ」
 ソファに横たわった女医は抜けるように白い素肌を晒して、僕を手招きしてきた。

 僕は妖艶な女医の目映い女体に夢中になっていた。
 昨日もさせられたけど、今日は自分から女医の股間に顔を埋め、舌と指を使って女医をヨガラせるのが愉しくてならなかった。
「うふうんっ。志津子の蜜の味と香りに溺れるのよっ……ああっ、素敵よっ」
 女医の喘ぎ声を耳にすると股間のペニスがビクビクッと跳ねあがり、僕のオマンコを刺激してくるのだ。
「ううっ、僕もたまんなあーいっ」

 女医の野生の牝獣のようなオマンコの匂いに包まれていると、この前と同じ頭がひび割れるような衝撃とともに、白黒画像の過去の記憶が蘇っていた。
 ガガーンッ。

 宮内薫の過去の記憶の断片だ。
 薄暗い倉庫のような所だった。アイツらが『わたし』を取り囲んでいた。見覚えのある顔ばかりで、黒岩とタケシの顔もあった。
アイツら不良グループの卑猥な視線を浴びながら、壊れかけた机の上に固定されている禍々しいディルドを使って『わたし』はオナニーをさせられていたみたいだ。見世物みたいに。
『カオル、もっと大胆に腰を振れっ』という男の怒声。『ヘヘッ。オマンコ全開でオナるのが気持ちいいんだろ』『モジャモジャのオケケを綺麗に剃ってやったんだから、感謝しろよ』『ゲヘヘッ。オマンコが嬉しそうに泡吹いてやがる』『ほら、派手に潮を吹っ飛ばすとこを見せるんだっ』『クジラみてえに潮を噴き上げりゃあ、その後でみんなで輪姦してやっからよ』……アイツらが口々に囃し立てていた。
『こ、こんなことさせるなんて……あんた達、さ、最低よっ』
『わたし』は悲痛な声を挙げながら、屈辱的なオナニー露出で潮を噴き上げるまで腰を振り続けている自分に呆れていた……。


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