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re SEXLIFE
【ハーレム 官能小説】

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浮つく気持ち-6

アンナへの気持ち、愛着は日増しに強くなっていく。だが梨紗の存在も少しずつ大きくなって行くのも事実。だが梨紗は既婚者だ。梨紗への感情は押さえつけている分、膨らむスピードは遅くなっていた。
(梨紗、無理してないかな。色々悩んでないかな。歩美は元気かな…。っと、歩美はいなかったんだ…)
この人生には歩美はいない事を思い出した修。あの愛くるしい笑顔を思い出すと、いかに自分が歩美の事を愛していたのかを痛感する。もし今梨紗とセックスをして妊娠したら、また歩美は生まれるのだろうかと考えてしまう。そう考えると歩美が自分の子供としてこの世に生を受けたのはとんでもない奇跡なんだなとしみじみ思った。

(何で結婚してんだよ、梨紗…。)
梨紗ももう自分の手から離れてしまった。後悔をやり直す人生でまた後悔すると言う現実に修は色々考え悩んでしまう事が多くなる。そんな自分の救いは新たなるパートナーのアンナの存在だ。一緒にいて疲れない、そして安らぎをもたらしてくれるアンナは本当に愛おしく思っている。梨紗を気にしていたらアンナに悪い、そうはいつも思っているが、しかし梨紗が気になってしまう修であった。

「ねぇ修?」
今日は外回りでアンナが運転を任されていた。窓の外を見つめる修にアンナが話しかける。
「ん?」
「また今夜、泊まりに行ってもいい?」
「ああ、勿論。」
「ホント?やった♪」
「てか毎日どっちかのアパートに泊まってんだろ。毎日毎日良く飽きないなぁ?」
意地悪そうな笑みを浮かべる。
「ホント♪誰かさんが毎日毎日一回じゃ済まないから大変よ、私♪」
「何回もしたいのはアンナだろー?」
「えー?修だよー。」
「そーかぁ??でもいつも俺の倍はイッてるよなー?♪」
「イッてるんじゃなくてイカされてるんですー♪でもスーツ姿の時は私よりいつも先にイッちゃうじゃん♪」
「しょうがない、性癖だから!ハハハ!」
「ヤラシー♪」
アンナはそんな話をしながらも運転は安定していた。
(梨紗は運転中話しかけるとホント危なかったよなー。)
無意識に梨紗と夫婦だった時の事を思い出してしまう。
(ダメだ、今はアンナと言う大切なオンナがいるんだ。)
修は浮つく気持ちを振り払う事を意識するのであった。
「ねぇ、今日どこかで車の中でしない?」
「ん?フフフ、いいねー。」
事務所に帰り退社した2人は人気のない公園のパーキングの隅でカーセックスをしてから修のアパートに帰るのであった。


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