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St.レナ・テイル4 スナイパードール
【ファンタジー 官能小説】

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スナイパードール-3

「では、始めさせていただきます」係の者が槌を打ち鳴らしました。
私が犯されるのを見ながらセリが始まります。体に金額がつけられて、高額になっていきます。
私が絶頂に達するか男が果てるまでセリは続き、それを合図に終わります。
ショーも終わりでした。
私は競り落とされ、もうだれかのものでした。
しかし、ここも失敗のようです。ミズチの陰は感じません。 ≪帰ろう≫
裏へ連れていかれます。
「私、どうなるの」ここを仕切っていると思われる男に聞きます。
「お願いです。どうか私を売らないで」男がひとりになる機会を待ちます。
「いいことを教えておいてやろう。あきらめるんだ。できるだけ早くあきらめられたら、それだけ苦しみが減るというものだよ」
みんなあとかたずけの方に気が行っています。「私、売られた先へは自分で行けますから。さようなら」惑わせて、男の前を離れました
「では」男は売った商品にはもう興味をなくしています。
部屋を出ようとしました。
「移動の用意ができました」私を犯した男優が入ってきます。
≪しまった≫ 「ねえ‥」ただの商品だからでしょう、男優は聞こうとも、必要以上に触ろうともしません。
「聞きなさい」ちょっと焦ります。
ジュエリーをはぎ取られ、そのまま服を着せられました。
といってもスリップ一枚です。それと鎖のついた首輪です。
≪ま、移動の途中にするか≫
来たのは落札者ではありませんでした。
ダークスーツを着た、弁護士のような男です。
「では行こうか」すべてが事務的な感じでした。
それに連れられて、真っ黒なスモークガラスの入った車にのせられました。
走り出してしばらくして、その男が手を伸ばしてきます。
≪おそう気≫ 身構えましたが、首輪をはずしただけでした。
「あなたはだれ」
「コーディネーターということになっていますが、あなたを救いにきたのですよ。もう大丈夫」
「どこへ連れて行くの」
「診療所です。そこで検査をします。問題がなければ、自由にしてあげます」
そういう団体なのかもしれません。これで逃げる手間もなくなりました。運転手付きで帰れそうです。
それから長い時間車に乗っていました。そのあいだに男はいろいろな質問をしてきました。
個人的な質問もありましたが、主に広く社会的なものでした。一般的な受け答えだけをしておきます。
どれだけたったか、「つきましたよ」
そこは、地下駐車場でした。
通路を進んでいくつかのドアをくぐると、周りの様子がどんどん古めかしくなっていきます。まるで古い城の中を歩いているようでした。
その一室に通されました。
すぐにドクターが迎えに来ました。 「診察しましょう。台に乗ってください」
スリップを脱がすと、台の上に寝かします。体の上にタオルをかけてくれました。すぐに何かを注射されました。
「何種類かの混合ワクチンですよ。早い方がいい。病気をしてもうつされても困りますからね」
「ここはどこです」
「診察室ですよ」当たり前のことしか言いません。
「どうしてわざとはぐらかしているの」
「ここの事を知らなければ、秘密にする必要もないでしょう。それ以上は、後で聞いてください」
まぶたを裏返して、口を開けさせて検査します。首筋のリンパ節に触れて様子を見ます
それから、首からわき、胸へと触診をしていきます。
乳房を顔が歪むほどつぶされて。ねじりまわされます。
聴診器があてられ、大きく息をするように言われます。
「足を上げてください」足元には足を乗せるための台が両側についていました。


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