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St.レナ・テイル4 スナイパードール
【ファンタジー 官能小説】

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スナイパードール-10

「あなたは見ていますか、好き嫌いを言えるほど贅沢な所にはいないのですよ。綱渡りをしているのだとわかっていますか。端には人にあらざるものが爪を研いで、ロープをにぎっているのです」
優雅に出て行きました。
私は弾を打つ練習をしました。言われなくても、使える武器が増えるのは歓迎です。
≪憎しみを撃つのじゃないって何≫ そうやっている今、カーリーは私ができるようになる時間を稼ぐために、だれとも知れないものに体を与えているのです。
≪それで感謝ですって?≫ 腹が立って、逆に集中できません。三日が過ぎました。

「ふたりともお呼びだ」係の者が来ます。
「客?」
「違いますよ。もっと大切な相手です。さあ、気を引き締めて行きましょう」
今日のカーリーは、深い海の青でした。
「落ち着いてやれば大丈夫ですよ」抱き締められます。母にもされたことのないことでした。
≪あったかい≫ 母さんとはみんなこんななのでしょうか。
連れて行かれた部屋は最上階でした。係の者はノックをした後、入ろうとも、中を見ようともせず、ふたりを押し込めて戸を閉めました。
城にしては、たいして広くない書斎の奥に、何かがうごめいています。
「後ろについて」カーリーが小さく言います。
肩ごしにのぞいてみます。
≪ガマガエルが懐かしい、やつはまだ地球に住む動物だったわ。けどこいつは違う。人間の皮は来ているけど人じゃない≫ もちろん蛇でもありません。
≪ミズチを探して、こんなに苦労してきたのに何よ≫ いやになります。
辛いのは次に繋がるヒントさえないことでした。
≪やはり東洋へ行かないと駄目なのかな≫
でもミズチは東洋系ではないし、活動もこちらでしてるようです。
ただ何の活動なのかも分かりませんし、私専属なのか家系専属なのかも謎です。呪われた我が子たちを見たくはありませんでした。
「集中して」カーリーのささやきが聞こえます。
カーリーがさっと床にひざまずいてあいさつをします。
私はカーリーの肩越しにボスと言われた男に呪文を唱えようとします。
拘束してミズチの事、ここの事をしゃべらせた後、脱出するのです。
そこをカーリーに腕を引っ張られて気を散らされます。
顔を平手でたたくと、「あなたは何をつっ立っているの」
「何なのよ」言いながらも、後ろに従いました。
ボスが成り行きを見ています。
「その目は何です。ここのお方は敵ではありません。奉仕させていただくことの喜びを感じなさい」
ボスを振り返ると、「わたくしの不行き届きで申し訳ございません。レイプ被害者という心根が抜けないのです」
「来い」ボスが呼びます。人間の部分が私を見てよだれを垂らしています。
「さあ、味見をしていただきなさい」カーリーは微笑んで私を渡しました。
「不思議な肌だ」顔を撫で、だきしめて、キスをしようとします。
「やめて」そのくちびるにかみつきました。
「なんだこいつは」突き放して、血が出ていないか確かめています。
「まあ」カーリーに叩かれました。 「こうなのです。しっかり教える必要があるのです」
ボスは私を引き寄せて前に立たせると、肩から服を引き下ろして胸をつかみます。
それからパンティに手を入れて、指を曲げ、膣の奥にまで差し込み、そのまま持ち上げます。 すごい力です
宙吊りにされた私は男の腕しがみつくしかありませんでした。それでももっと上に持ち上げます。私はたまらず頭からゆかに落ちてしまいました。
「どうか、わたくしでお許しください」カーリーが間に入り、ボスの唇に吸い付きます。
「よし、ためしてやろう」
目の前ではカーリーが体を回され、サリーを剥ぎ取られていきます。長い布が床に折り重なっていきます。
サリーの下にはブラウスも何も着ていませんでした。豊満な乳房を魔物がつかんでいます。
≪こんな奴らから逃げられるわけがない≫ じっと見てしまいます。魔物にとっては愛撫のつもりなのかもしれません。
つかみかかったペチコートの股の所に手の汚れがつきます。血です。つかまれた乳房の爪痕から流れていました。
腰が浮きそうになるほど揉まれ、こすられて、カーリーが体をくの字に曲げて声を上げ始めます。


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