投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

『HIDDEN AFFAIR』
【学園物 官能小説】

『HIDDEN AFFAIR』の最初へ 『HIDDEN AFFAIR』 9 『HIDDEN AFFAIR』 11 『HIDDEN AFFAIR』の最後へ

『HIDDEN AFFAIR 2nd secret』-5

『HIDDENAFFAIR』
すぐに絶頂を迎えてしまった汚名を返上したい。そして、できれば今度は雛子と同時に快感を感じ合いたい。
初めて交わる女性はきっと、舌以上の悦楽が得られるに違いない。
熱望が湊の頭を支配していた。
「いいの?嬉しいわ…」
雛子は立ち上がり、両手で湊の頬を撫でる。
「俺…、先生の見たい…」
雛子がふっと微笑む。
「いいわよ…」
そしてタイトスカートをずり上げる。現れたショーツにもやはりブラと同様に白地で紺の刺繍が入っている。
「結城君、下ろして…」
「いいんすか!?」
雛子は少し顔を赤らめて頷く。
−こんなことしていいのかな…。
ショーツの両脇を掴むもまるで夢の様だ。
く、いっ。
ゆっくりと下ろす。
雛子の顔を伺うと、さっきとは違って恥じらうような表情をしている。
−なんか、いい…。
心臓の音が煩(うるさ)い。
鼻息も荒々しく乱れている。
しかし、そんなものを取り繕っている暇はない。今は目前の享楽しか目に入らない。
「は…やく、結城君。恥ずかしいよ…」
「は、はいっ」
火照る表情が蠱惑的だ。
恥毛が現れると、鼓動は最高潮に高鳴る。
−初めて、見る…。
自分にも勿論「ある」が、女性のもの、殊に雛子のものになるとまるで柔らかな羽毛の如く、神々しくさえ感じられた。
するるっ…。
太股まで下ろすと、雛子が湊の手を取り、ショーツを片足だけ抜いた。
「見たい、の…?」
「はいっ!」
「来て…」
湊はすぐに椅子から下りると、跪くように雛子の足元に座り込む。その格好は客観的に見ると滑稽に見えるが、若い欲望には替え難い。
雛子はそっと脚を開く。
しかし、待ち切れない湊はいきり立って太股に掴み掛かる。
「あ…」
雛子が羞恥の溜息を漏らす。
「も、もっと開いてください」
雛子は湊の言うとおりに従う。
湊は感嘆の息を漏らした。
−これが女の人の…。
初めて目にする女性器に感激した。
しっとりと湿り気を帯びている。
−先生もしかして…。
湊は恐る恐る人差し指を股にずり込ませると、確かにそこは水気を持っている。
ちゅぬ。
「結城君にそんなに見つめられたら…」
震えるような声で抗議するように呟く。
先程の妖艶さは微塵にもない。が、そんな差異は湊の頭には全くない。
−ここに、俺のを。
考えただけでもぞくぞくする。
雛子と一つになる。
それはなんとも甘美なことだろうか。
「先生、いいですか…?」
湊が顔を上げると、雛子は黙って頷いた。
承諾は得たものの、ビギナーの湊にとっては手筈が解らない。
まさか、この挨まみれの床に雛子を横たわらせるわけにもいくまい。
−どうしよう…。
雛子は微笑む。まごつく湊に声をかけた。
「結城君、さっきの椅子に座って」
「は、はい」
情けなくもやはり、雛子のリードに頼るしかないようだ。
湊が椅子に腰掛けると、雛子は湊の肩に手をかける。
「いい?」
雛子の問いが何を意図しているのかわからなかった。
彼女は湊の返事を待たず、足を上げて、湊の膝に乗る体勢に整えた。そして、陰茎をそっと掴むと、そのままゆっくりと腰を落とした。

ぢゅくっ…。

「んっ…」
雛子が声を漏らす。
湊は先端に水気を感じた。
−ぬるぬるだ…。
全神経が陰茎に集まったかのように敏感に反応している。
「はいる…よ?」
「はいっ」
勢いよく返事をする。機は既に熟している。
ズブ…。
「あ…んっ」
「ふ…く…」
雛子の蜜壷が見る間に湊の陰茎を飲み込んで行く。
−き、気持ちいい…。
言葉には替え難い感覚が身体の芯まで伝わる。


『HIDDEN AFFAIR』の最初へ 『HIDDEN AFFAIR』 9 『HIDDEN AFFAIR』 11 『HIDDEN AFFAIR』の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前