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Stレナ・テイル3  美女戦士vs魔蛸
【ファンタジー 官能小説】

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美女戦士 vs 魔蛸-1

もう何人かが服をはがされ、水族園の床に倒れています。
最初は一番かわいく見える女性が捕まって、服をはがれました。
次は素敵な男性が襲われ、裸にされると、その女性と、エッチなことをさせられました。
何も知らない客たちがその展示順路に沿って『タコの展示室』に入ってきます。
その奥には何本もの触手を持ったタコのお化けのようなやつがいて、何十本というその触手で新しい獲物をからめとるのでした。
また別の娘の悲鳴が上がります。
その娘も恋人のために着てきたはずのかわいい服をはがされて、触手にいたぶられます。
その彼氏は救けに行くなり叩きのめされました。
「微女戦士を呼べ」悪魔のような声が響きます。
美女戦士のことなのでしょう。
男たちは歓声を上げて喜び、女たちは「もう帰ろう」と彼氏の胸を叩きます。
「よくできたタコじゃないか。きっと何かのアトラクションの宣伝だよ」男は帰ろうとしません。
ひとりの女が怒って展示室を出て行こうとしました。
出口にたどり着く前に触手につかまって、裸にむかれると、触手にいたぶられ、別の触手に捕まる男に襲われます。
そいつは気を失っても解放されずに、物だけを大きくさせられて、女を犯す道具として動かされていました。
ほとんどの人は見ているだけの方がましだと判断しました。
入るのは自由でした。
ところが出ようとすると、触手につかまります。
じっとしているのが一番安全なんだと6人目でわかりました。
捕まってみたいと思う男もいましたが、今では男は触手に殴り倒されるだけだとわかって、あきらめました。―――

あたしたちが、ただの女の子でないことは、だれも知りません。
なぜなら魔女だからです。
魔女は一般の人に知られてはいけません。長い歴史が証明してきました。
ですが魔女とは醜いおばあさんではありません。
もちろん、おばあさんもおじいさんもいますが、あたしたちのような若くてかわいい子もいるのです。
しかしあたしはただの魔女ではありませんでした。
魔を退治する、魔ハンター。美女戦士なのです。
悪魔と魔は違います。悪魔とは悪の心を総じる概念です。実体はありません。
しかし、魔は、この世界に呼び出され、その一部が悪いことをするように呪文で強要される概念的実体です。
(これがわからなくてもあたしを責めないでください。アッチの言ったままなんです)
それを駆逐するのが、あたしたちの仕事です。
アッチが異変を感知しました。 「行きますよ」
今日も出動します。


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