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エロス・短歌倶楽部
【その他 官能小説】

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男と女との交わり-1

エロス短歌倶楽部の第1回目の会合は、
会員同士でのセックスの場となるようである。

その会でのコミュニケーションは、「セックスをすることに意義がある」
と言うことになった。
それは、洋堂将道という男性の提案したことで始まった。

清楚だと思われている、美しい緒上美智子の相手になったのは
柳丸隆之介という元ルポライターの男性だった。
男性達は、この清楚で美しい緒上美智子の裸と、
彼女の乱れた姿を早く見たかった。

その彼女の相手が、女性の全てを知り尽くしていると言う男性であり、
彼がどのように彼女に接するのかを、皆は興奮の眼差しを向けていた。
それは、女性達も同じだった。

いずれ、彼女達も同じようなことをされることがわかっているからだろう。
しかし、男性のエロスの好奇心と、女性がもつそれは少し違っている。

男性は妖艶な女性の肉体に触れて興奮し、
彼女とセックスをすることに快感を覚えるものである。
その女性の膣の中に自らのペニスを挿入し、射精すれば欲望は落ち着いてくる。

しかし、女性は内面からの欲望にも貪欲なのだ。
自分の身体に男性の手が這いずり回り、
愛撫されることで感じてくる。
乳首を吸われ、女性のシンボルでもあるクリトリスを舐められ、
吸われて濡れてくる。
さらに、太いペニスを挿入されれば何度でも逝くことが出来る。

男性は快楽の頂点に達して女性の膣の中に挿入し、射精すれば、
しばらくはその余韻で動けない。

しかし、女性は逝くことがあっても、
再び愛撫の手が身体を這えば再燃する。
クリトリスを刺激されれば反応して、再び濡れてくる。

女性としては、膣へ挿入され激しく突かれて最後には逝くことになる。
しかし、それで終わりではなく、
逝ったあとでも男性次第で直ぐに復活する生き物である。

そのサイクルの速さは男性の比ではない。

これから、皆に見つめられながらセックスをするという緒上美智子という女性。
色白で瓜実顔の優しそうな美しい女性である。
しかし、彼女は今までに性的にはあまり経験がなかった。
彼女と結婚した夫は、夫婦生活の中でそんな彼女に興味を示さなくなっていった。
抱いていても、あまり反応を感じられないからである。

そして、同じ銀行の部下である女性と通じるようになっていく。
その彼女は美智子よりは美しくはなかったが、彼を喜ばしてくれた。

美智子の夫は以前には商売女を相手にしていたので、
美智子では物足りなかったのだろう。
ラブホテルで抱いていても、そういう女達は彼にとっては心が落ち着く存在だった。




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