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エロス・短歌倶楽部
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セックスに溺れる人たち-3

「はい、そうなれば当然、いたします。
あの……断っておきますが柳丸さんとは、私のお客さんとしての行為ですので、
それ以上でも、それ以下でもありませんから、ご安心ください、
それに、会員達の場合にはお仕事ではないので……ご安心ください」

「わかりました、ありがとうございます」

アヤカの言葉を聞いて鷹森庸三はほっとしたようだ。
どうやら、鷹森はアヤカが好みの女だった。
続けて鷹森はアヤカに聞いた。
「あの、アヤカさん、その場合ですが、私は年配ですが起つか心配です。
大丈夫でしょうか?」

「はい、安心してください、その時にはそんな不安は無くなります。
一緒に楽しみましょう」
アヤカはそう言って、鷹森に微笑んだ。
その顔は先ほど泣いた人物とは思えなかった。

この若いアヤカがセックスのプロだと喜んだのは男性達だったが、
逆に意識したのは女性達だった。
(あんな、若い女に負けるものですか……)という意識が芽生えていた。

雅美は、この場の雰囲気が
会員同士の性的関係になっていくのを感じていた。
これだけの賛同者がいれば、後はまだ発言をしていない人の意見を聞くだけだった。
雅美は、次の人物に声をかけた。
「あと、お二人からお話を聞いておりません、真島英二郎 さん、よろしくお願いします」

真島と呼ばれた人物は皆を見つめながら言った。

「はい、私は真島英二郎 と言います、会員相互の関係とか、
凄い事になってきましたね。私はもちろん賛成です!
私は短歌が好きで、或る会に入っていました。
実はそこの会員の女性と不倫をしてしまい、それがバレて気まずくなり、
そこを辞めました。なので少しは短歌をかじっています。
ここに入ったのは、名前が気に入ったからです。
それに少々、小説を書いています。エロ小説ですがね。
だいたい、今までセックスをした女性とのことを書いてます」

雅美は、またも驚いた顔をして、この男性を見つめていた。




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