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友達の母親は未亡人
【熟女/人妻 官能小説】

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未亡人との歪な関係D-8

「奥にっ……当たるっ……」

体同士があたり、ばちん、ばちんと音を立てる。

隼人は半ば体を起こし、佳織との結合部を凝視しながら、そのむっちりとした腰に手を添える。
柔らかな肉に指が沈む。
年齢相応のその肉体を、だらしないとも、嫌だとも全く思わなかった。


(ーーあの気弱な豊田が……本間さんのことを会社でレイプしたなんて……)


佳織のなまめかしい肉体に溺れながら、隼人はどこかで祥太のことを考えていた。
それほどまでに、祥太が佳織のことを思っていたこと。
そして、自分にはできなかったことを祥太がやってのけたこと。

もちろん、そうした行為は「何の意味もない」と佳織に言わしめるほどのものだ。
関係の修復が不可能なことと引き換えに、彼は無理やり佳織のことをーー

それでも隼人は祥太を羨ましく思った。
それが最低な行為であっても、だ。

いや……

もはや関係の修復が不可能なことどころか、平気で佳織に声をかけられるということはーーこの人なら、どこかで許してくれる、祥太だって隼人のように思ったのではないか。
そんな考えが頭の中をぐるぐるとまわる。

「んん、もう」

佳織が体の動きを止めて、隼人の肩に手を添えてその体を沈ませる。

「何考えてるの」

佳織は立てていた自らの膝をぺたん、とベッドにつけて、前かがみになると隼人の胸板を左手で撫でた。
そうしながら右手は隼人の頬に添える。

「今はあたしのことだけ考えてくれないと嫌」

少しむすっとした表情を浮かべながら、隼人の顔に顔を近づける。
心を見透かされて、隼人は唇をぎゅっと一文字に結ぶ。

「豊田くんのこと考えてるの?」

その言葉に、隼人はたまらず佳織の体を抱きしめた。

「俺、ダメですね……こうしながら、豊田のこと羨ましいと思ってる」

ぎゅっ、と隼人の手に力が込められるのが佳織にはわかった。
佳織は、不安そうな隼人の耳元や頬に、何度もついばむようにキスしながら、汗が引いて冷たくなった肌を温かい手で撫でた。

「武島くんの言う、あたしのこと会社で……抵抗してるのに強引にしたいって、先輩を屈服させたいって感じなの?教えて。怒らないから」

佳織は体を密着させながら、自らの額を隼人の額に軽く押し付けながら尋ねる。

「甘えたいだけ…なんでしょうね。本間さんなら、嫌だって言っても俺のこと最終的に許してくれるんじゃないかって思ってるんでしょう。許して欲しいんだと思います」

「ん……」

佳織は先程の体勢をそのままに、ぽんぽん、と隼人の頭を撫でた。

「付き合ってる男性がいて……それでも武島くんとエッチしてるのに。あたし、とっくに武島くんのこと受け入れてるよ。
でも、普段は女の子にとっても気使ってるものね。あたしになら甘えられるって言うなら、たくさん甘えてかまわないよ。武島くん、きちんとそうやって言葉に出して?」


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