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セクシャルな講義
【女性向け 官能小説】

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新・セクシャルな講義・第8章-4

「はい、先生、ありがとうございました、でも……」
「はい? でも……とは?」
「実は、その後の話があるんです」

何故か梨々香は涙目になっている。
「よかったら聞かせてくれないか、梨々香ちゃん」
「はい、分かりました」
梨々香の学友の少女達は驚きながら、梨々香を見つめていた。

「私は家に帰ってから、あのことが衝撃で気持ちが落ち着きませんでした。
好きな兄を、あの叔母に奪われたことがショックでしたから、
それから私は自分の部屋に閉じこもっていたので
母と兄は私を心配をしていました」

「なるほど、君の気持ちはよく分かるよ、それでどうしたの、君は?」
「あの日のことは黙っていようと思いましたが、父と母がいない時に」
「なるほど、いない日だったんだね」

「はい、私は兄の部屋に行きました、そのときドキドキしていました。
兄は、どうした梨々香?と聞くのです。それで言ったんです」
「それで?」

「(あたし、聞いちゃったのよあの日!) と言うと(えっ?)と
兄は感じたらしいのです。
(お通夜の夜、あたし叔母さんの隣の部屋で休んで、聞いたの叔母さんとのこと、
いやらしい、大嫌い! お兄ちゃんなんて!)と私は泣き叫んでいました。
兄は驚いて私の顔をしばらく見つめていました」

「梨々香ちゃん、頑張ったね、普通なら中々出来ないことだから、
それでどうしたのかな、君は?」
話している梨々香は思い出したのか、泣き顔になっていました。

「それから兄は私に言いました(そうか、梨々香は知っていたんだね、ごめん)って」
「なるほど、それで?」

「(また逢うんでしょ、あの人に)と私は言うと、
(梨々香を悲しませることはしたくないからもう逢わない、約束する)
といってくれました。
(本当?)というと(本当に約束する、だって妹を悲しませたくないから)
と言って抱きしめてくれました」

「そうだったんだ、頑張ったね、梨々香ちゃん」
私は涙を滲ませて告白している梨々香に優しく言いました。

「はい、それで私は余計なことを言ってしまいました、兄に……」
「何をかな?」

「はい……(もう、叔母さんとは逢わない)と言ってくれたので、
私はほっとしました。
それで(お兄ちゃんの部屋の本箱に女の人が縛られているエロ雑誌あるよね)って言うと
(なんだ、お前知っていたのか)と驚いていました。
私は、(あれ見て興奮しちゃったの)と兄に正直に言いました。
そのときの兄の反応を見たかったからです」

「それは凄い転換だね、お兄さんの反応は?」

「(お前も、もう大人だし、ああ言う世界があるんだよ)と言うから
(いつから?)と聞くと(先輩から教わったんだよ、
その時、先輩の彼女を縛らせてもらった)と兄は言いました。
私は(それで叔母さんを縛ったのね)と言うと(うん)と照れくさそうに言いました」

「兄妹で凄い会話になってきたね」
私は梨々香の話を聞いていました、梨々香はその時を思い出したらしく
興奮しているのです。

「それから、その話はどうなったのかな?」

私はその先を聞きたくなりました。
少女達も真剣な顔をして私と梨々香を交互に興奮した顔で見つめていました。

「私はお兄ちゃんが好きでしたから、
風呂も中学生の前の頃まで一緒に入っていましたし
お互いにあそこを触りっこなんかしていました。

私たち、そんなへんな兄妹なんです。
それで私は叔母さんに負けたくないので、私を縛っていいよ)って言いました、
兄は目を輝かせて(本当?)と言ったのです」




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