未亡人との歪な関係③-3
「本間さんだって…あんな顔して、ずっとエロいこと考えてたんじゃないですか……」
「……もしそうだとしても、会社でこういうことしていいとは誰も言ってないでしょ？！…はあっ、やだって……！」
じゅるっ、と音を立てて、隼人は佳織の首筋に吸い付く。
びりびりっ、と脳天まで、電流が走った。
求めてやまない刺激だった。
「はっ……ん、ねぇ、武島くんとしたくな、いわ……けじゃないんだから、会社では、よし…て、ねぇっ……ひどいこと、やめて……」
「スーツ姿の、本間さんヤバいから……我慢できない」
「ん、ぅ、ダメってば」
隼人は乱暴にタイトスカートの裾をつかみ、たくしあげる。
肌色のストッキングに包まれたピンク色の下着が透けて見えた。
隼人は息を荒くさせて、それをしばし凝視する。
そして、強引にストッキングを引っ張り、手を下着の中まで差し込んで、指で毛をかき分けた。
隼人の指先には、既にとろり、とした体液が触れる。
分厚めのクレバスは、もう十分にとろけきっていた。
「い、や……」
「お尻…揉んだだけで、こんなに……？嫌だって言いながら、ずるいですよ」
「だって、したいもの…。ここが会社じゃなかったら……」
「とろとろ……本間さんのオマ×コ」
隼人は顔をひねり、佳織の唇を求める。
思わず、佳織も隼人の舌を求めた。
それに応じて、隼人も一生懸命佳織の柔らかい舌に、自分の舌を絡める。
そうしながら、ゆっくりと指をぬめぬめとした窪みに押し当てて、膣壁に沿って挿入していく。
「んう、んん」
密着している唇の隙間から、抵抗にも似た声が漏れる。
とはいえ、濡れすぎてしまっているソコは、この状況であっても隼人の指を求めている。
幾度も隼人に愛撫されたそれは、隼人の指を受け入れて離さない。
結合部はぐちゅぐちゅと音を立てて、隼人はストッキングと下着に包まれて遊びのない手を繊細に動かしていく。
もし隼人にキスをされていなければ、きっと外に聞こえるほどの大きな声を出してしまうだろう。
佳織は隼人の体を抱きしめ、その唇を、その指を受け入れざるを得なかった。
「んんっーーーーー！！」
びくんびくんと激しく体がしなる。
腰から脳天へかけて、びりびりと激しく電流が走るような心地だった。
佳織の頭の中は真っ白になり、チカチカと視界が点滅した。
どろり、と蜜が溢れ、隼人の手を汚していく。
「はあっ……はあっ……」
ようやく唇が離されて、隼人の顔を見るとひどく切なそうな顔をしていた。
鋭い目付きをしていたはずなのに、眉毛を八の字にさせて、瞳がうっすらと潤んでいる。
「我慢…できない……」
隼人はストッキングから手を引き抜き、佳織の体液でスラックスが汚れるのも厭わずベルトに手をかける。
ズボンと下着を同時におろして、いく筋も血管が浮きだった赤黒いそれが佳織の目の前に現れた。
本当はすぐさまいれてほしい。だがーー
「だ、ダメだよ……」
「本間さん、無理だって」
佳織の体を抱きしめて、隼人はストッキングをずりおろそうとする。
「ダメ、本当に嫌。それは我慢して」
隼人のガチガチにいきりたったそれに触れて、佳織は制止する。
熱い、それ。
触れた瞬間に、欲しくてたまらないのか、ずくん、と子宮が疼く。