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ヤクトリの女
【熟女/人妻 官能小説】

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強制捜査-3

真理子は三人の自由過ぎる振る舞いに、

「駄目、入らないで!」

と注意するも三人は無視して進んで行った。真理子は仕方無く後に続いて入りドアを閉めた。広くもない通路を進むとすぐに机やソファ、テーブルが置いてある、従業員スペースになっていた。

銀三が進行方向に有ったドアを開けて、中の蛍光灯のスイッチでも入れたのか明るくなる。すぐに顔を出し、

「ロッカーが並んでいるだけだ。」
「お姉ぇちゃん達の着替える部屋だな。」

と戻ってくる。通路から従業員スペースに入ってすぐに左に少し行った所にドアが有る。そのドアを開け中に入っていたイチが戻り、

「こっちは、店のカウンターの横に出る見たいだ。」

と知らせてくる。銀三が、

「ドアは二つしかねぇ。」
「イチの方に進もう。」

と銀三と吉爺はイチが開けたドアの方に向かう。真理子が、

「待って!」
「一般人のあなた達が入るのは許されないの!」

とこれ以上の勝手な行為を許さないとばかりに強めに言うも銀三は真理子を見て、

「アンタが居るから大丈夫だろう?」
「札取ったんだろう?」

と知った様な事を言う。真理子が、

「裁判所の許可は得てるけど、令状は届いて無い。」
「法執行機関の者以外に家宅捜索の権利は無いから。」

と話す。銀三は頷き、

「課長がいればOKだよ。」
「本当に半グレ共が来るかも知れねえ、ここに証拠が有るならな。」
「そんな事言ってねぇで早く探すぞ。」

と言うと奥に進んで行く。イチと吉爺も続いた。真理子は溜息を付き、

(一般人なのにズカズカ入って。)
(中を物色までして!)

と全然言う事を聞かない銀三達を持て余していた。中は、長いカウンターが有り曲がった先が銀三達が出て来たドアの横で終わっていた。銀三とイチがカウンター内に入り、吉爺と真理子がカウンターの前、テーブル席とソファが数席あるラウンジを見ていく。すぐ、イチがカウンターの奥の方から身を乗り出し、

「銀さん、こっちにワイン貯蔵室の表示のドアが有るよ!」

と叫ぶ。全員、イチの方に向かった。カウンターとの間を長めのカラフルなカーテンで仕切られていた。そこのバックヤードはアルコール類の置き場だったのだろう。大型冷蔵庫が3台有り、料理用のキッチン、ガスコンロも数台ある。

カウンターからカーテンを通った正面のドアの上にワイン貯蔵室と印字されたプラスチック製のプレートが貼ってある。取らずにそのままにしていたのだろう。ドアノブを銀三が回すと鍵がしてある、

「吉爺頼む!」

と銀三が声を掛けた時には、既に吉爺は鍵開けケースを開き銀三の方に向かっていた。吉爺は頷き、十数秒で瞬く間に解錠してドアをこちら向きに開けた。中は降りの階段が見える。銀三は、

「ありがとよ!」
「終わったら、朝飯奢るよ。ビール付きでな。」

と笑顔で吉爺に話すと吉爺は照れ臭く笑っていた。銀三がドアの横にあるスイッチをいれると階段が明るくなる。銀三が階段を降りていくとイチ、吉爺と続き最後に真理子がドアを締め続いた。真理子は銀三達がこの店舗いる事事態にまだ納得していなかった。だが、予想外に早く目的の場所にたどり着いたのも事実だ。真理子は、

(お陰で早目に地下室見付けられたわ。)
(でも、良いのかしら?部外者なのに。)

と苦笑する。先に降りた銀三が、

「課長、何か液体が山程置いてあるぞ!」

と声を掛けて来る。真理子もそんなに長くは無い降り階段を急ぎ降りる。銀三が灯りのスイッチを見付けたのだろうか?蛍光灯が明るく灯っていた。壁際にプラスチック製の大きめの容器が壁際に沢山並んで置いて有る。

三段の棚に容器が埋め尽くされていた。容器の上の中心にはペットボトルの様な大きな飲み口見たいな物が付いていた。イチが、

「業者が売りにくる水の容器に見える。」
「専用の給水機に逆さまに設置するタイプの。」

と言う。真理子もそう思った。容器には黒いフィルムが貼って有る。吉爺が、

「寒いな、エアコンが入ってる。」

と言う。銀三が上を見て、

「あれが吹き出し口か?」

と言い、周りを見回し真正面の壁に空調の操作パネルらしき物を見て

「あれがエアコンのスイッチじゃねぇか?」
「俺は入れてねぇから、普段から冷やしてんだろう。」

と言う。イチが、

「この容器の液体を保存する為じゃないかな?」
「寒い温度設定も、黒いフィルムが貼ってあるのも。」

と予測する。真理子もその推測は正しいのではと思った。銀三が、

「課長、匂い嗅いでみな!」
「ツープッシュじゃねぇか!」

と大きな声を出す。真理子がいくと銀三は勝手に一つの容器の蓋を開け、鼻を近づけクンクン匂いを嗅いでいた。真理子は苦笑するも同じ様に匂いを嗅ぎ、

「ツープッシュだと思います。」
「ただ、こっちの方が匂いが強い。」

と頷く。銀三は、

「俺が持ってんのは薄めたヤツだからな。」

と頷いて言う。真理子はそれを知って驚く、薄めた物であれ程即効性が有り媚薬効果も凄かった。以前摘発した時は、レイプドラックと知っていたが体感した訳では無い。

専門家の分析で効能を文書で見ただけだ、ツープッシュの怖さを改めて思い出す。真理子は頷きスマホを取り出すと、通話アプリをタップした。

「小田です、山田捜査官お願いします。」

と真理子は捜査課の待機組の山田を呼び出す。山田にこの店舗の地下室にツープッシュらしき液体が大量に有る事を話し応援要請する。強制捜査を知った半グレのメンバー達がここに来るかも知れないと思ったからだ。


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