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女講師の隠れた願望
【複数プレイ 官能小説】

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再会-1

藤澤由紀は大学生4年生で現在は家庭教師のバイトをしている。
清楚な雰囲気でありながら、愛想も良かった。
以前は塾の講師のバイトをしていたことがあった。その頃は塾長達に気に入られ、飲みに誘われることが多く、よく飲みに行っていた。由紀が辞めてからも塾長達から飲みの誘いはあったものの、男性達の飲みの場は卑猥な話題も多くなることがあり、それを分かって飲みに行くということは良くないと考え、最近は誘われても参加することを控えていた。

とある7月の日、塾長から由紀へ飲みの誘いが入った。ここ最近はずっと断っていたが、今回は参加することを伝えた。

約束の日、由紀は久しぶりの飲み会に向かった。居酒屋に到着すると、いつものメンバーの男性3人が、遅れて参加した由紀を歓迎した。
男性は、塾長の城田武、中堅講師の田中亮介、若手バイト講師の加藤幸太郎の3人だった。

「おー、藤澤、久しぶり。元気だったかー。大学も色々大変だろ。今日は来てくれてありがとな。」
塾長の城田が優しく落ち着いた声で歓迎した。
「す、すみません、いつもお誘い頂いてるのに、なかなか参加できなくて。」
由紀が少し気まずそうに返した。すると、
「ほんと久しぶりだよねー、由紀ちゃん。飲みに行きたかったのにさー。全然来なくなっちゃったんだもん。やっとだねー。また由紀ちゃんと飲めて嬉しいよ。今日も可愛い服着てんじゃん。そういう服似合うよね、」
と中堅講師の田中が一方的に喋り出す。
由紀はよく喋る田中の話を半分聞き流しながら、しかし愛想良く微笑みながら席に座った。
席の横には若手講師の加藤がいた。
「藤澤先生、お久しぶりです。」と加藤が小さな声で挨拶した。
「あ、加藤君、お久しぶり。」由紀も小さな声で返した。
四人席のテーブルに塾長の城田と中堅講師の田中が並び、向かいに若手の加藤と由紀が座る形となった。

「とりあえず乾杯しようか」
塾長の城田の一声で乾杯をした。
まずは互いの近況の報告をした。
由紀の大学の話、塾の最近の状況などを話した。
しかし酒が入り始めると、性的な話題が多くなった。

田中が「由紀ちゃんさー、最近は彼氏とかはどうなの?」と聞くと由紀は「今はいないんです。大学の課題もあるし、就職後の準備としての勉強もあるし、家庭教師のバイトもあるし、時間もあまりないですから。」
「じゃあ長い期間、エッチできてないねぇ」
やはり田中が下ネタを振ってきた。
「ま、まあ、そうですけど…田中先生、女性に対してストレートに聞きすぎですよー」
「あー、ごめんごめん、俺の悪い癖だよね。何となく察して言わないでおく、っていうのができないんだよね。ごめんごめん。」
何となくその話題は流れたが、由紀は最近家庭教師で教えている男子高校生と性行為をしたばかりだった。もちろんそんなことは言えなかった。

「でもさ、由紀ちゃん、もったいないよ、そんな可愛いのに。スタイルもいいしさ。魅力を感じてる男は絶対たくさんいるよ。」
「そんなことないですよー。全然ダメですよ。可愛くてスタイルいい子、いっぱいいるんですよ。私なんか…」
「いやー、俺はいいと思うよ、由紀ちゃんのこと。可愛いと思うよ。今日の黒のノースリーブの服も凄くいいよ。色白の肌が映えるよね。つい見ちゃうよ。俺さ、腋フェチだからさ、ノースリーブ大好きなのよ。」
「えー、やだー、田中先生、そういうの女性は引きますよ。」
「あー、そうだねー、またやっちゃったよ。ごめんごめん。つい言っちゃうんだよね。いやでも男は女性のノースリーブ姿好きだと思うよ。特に由紀ちゃんみたいな色白でスリムな腕の女性だと余計にね。」
「えー、そうなんですかー。私は暑いから着るってだけですけど。」
「まあ、男目線は違うわけよ。ところで由紀ちゃんは何カップなの?」
「だからー!田中先生ダメですって。言わないですよ。」
「えー、ヒントヒント、じゃあ予想ね。うーん、Cくらい?」
「えっ??そんなに小さくない! あっ、」
由紀はつい口走ってしまった。

「えーー!スリムなのに意外に大きいじゃん!D以上ってことでしよ。そんなに小さくない、ってことはEかも知れないね。ちょっとー由紀ちゃん、最高じゃーん」
「違いますって!もう何も言わないです。」
「その恥ずかしがる顔も可愛いねー」

よく喋る田中と由紀の会話を城田と加藤は笑いながら聞いていた。話題が由紀の体のことが多いので、ついつい由紀の体に目がいってしまっていた。

4時間ほど飲んだ後、男性3人は2軒目の店に向かおうとしていた。
さらに性的な話題が増えることが目に見えているのに、ここで二次会に進んで参加するのは軽く見られそう、という考えが自然に浮かび、由紀は先に帰ることにした。
「久しぶりに楽しかったです。またお願いします。」
由紀はそう言うと一人で帰路に着いた。

男性達は2軒目の店で、由紀は自宅で、今回の久しぶりの再会について、思いを馳せるのであった。


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