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[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

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操り人形-8


(……きッ…汚いッッ!?)


彩花の両脚はピンッと伸ばされた。

力強い蹴りを放つには、しっかりと地面に体重を掛ける必要がある。
その必須条件が奪われてしまっては、彩花の自慢の身体能力は発揮される事はない……。


「な、何よッ!こんな事したって私はッッッ!!!」


背後から二人の男が近づいてくるのを彩花は察し、クルリと身体を回転させて対峙する。
……いや、爪先は充分な摩擦力を生み出せず、その回転の勢いを直ぐに止められない……。


「ふんッッ!」


心の中では焦りが生まれていた。
しかし、そんな弱さを見せては男共をつけ上がらせるだけだ。
揺るぎない憤怒を鋭い眼光に乗せ、長い脚は放たれる……それが苦し紛れの一撃であるのは、誰の目にも明らかだった……。


『アレえ?思ったより痛くないや。さっきみたいにバチーンって当ててくれない?』

「そ、そんなに喰らいたいならやってやるわよッ!!くああッ!!??」

『彩花ちゃん凄い凄いぃ!ゲームキャラがやるスピンキックみたいじゃない』


制服を掴まれた彩花は、力づくで回転運動を与えられてクルクルと回り続ける。
次々と視界に現れてくる男共に蹴りを喰らわそうと両脚はメチャクチャに振り抜かれ、その結果として回転は止まらず、スカートがフワリと捲れて純白のパンティが露わとなった。


『目が回って彩花ちゃんの気分が悪くなったら可哀想だよ?ほら、ボクが止めてあげる』

「い"き"ぃ"ッ!?放ッッ…放せクソオヤジぃッ!!!」


男が背後から抱きつくと、彩花は踵を後ろに振り抜いて蹴ってきた。
さすがに身体を固定しての蹴りは威力も抜群で、見かねたもう一人の男が暴れまくる両脚を束にして抱き抱えた。


『イタタタ……向こう脛を蹴るなんて酷いなあ〜。こんなお転婆≠ネ右脚はこうしちゃおう』

「酷いのはどっち…ッッ……ぅあッ!?や、やめろ変態ぃぃッ!!!」


あまりに強力な右脚は、カメラを置いた二人が追加する形で押さえつけた。

この部屋はどのような位置に居ても吊り≠ェ成立するよう、天井に張り巡らされた鉄筋からは長い鎖があちこちに垂れ下がっている。
男共は其れらの鎖に麻縄を新たに結わえ、右膝の上下と足首に縄を回して吊り上げて、危険な右脚を無力化した。


「こッこんな汚い真似してッ!?解けよバカあぁッ!」


右脚を吊られた彩花は、[ト]の字を逆さまにしたような姿勢となりながらも、その吊り縄に身体を預けて、余った左脚だけで尚も蹴ろうとしてきた。

全くもって素晴らしい《悪足掻き》だ。

女性に対しての加虐の欲望を持つお客様≠ゥらすれば、彩花のもつ[不屈の闘志]は間違いなく購入意欲の琴線に触れる。

一見すると清楚なお嬢様。
しかし、その本性は闘士溢れる《強い女性》である。
大の男を相手に武力で捩じ伏せられるような生意気な女を、ジワジワと嬲り回して姦していく征服の愉悦……。

ただただ泣き叫ぶだけの夏美のDVDが不評だったのは、彩花のような《キャラクター》がなかったからだ。
現役の女子中学生でもなければ、元アイドルでもグラドルでもない。
顔が可愛いだけの無能など、端から売れる要素はなかったのだ。


「こ…今度は何よおッ!?いつまで調子に乗ってッッッ…!!??」


土を詰めた麻袋を彩花の足元に放った男共は、左脚首にも枷を追加した後で麻袋の口を結える麻縄に結えた。
重しを付けられた左脚はベッタリと床にくっつき、その位置はどうあっても動かなくされた。


「こ、こんなのッッ!?ああッ…か、カメラなんか持つなあッッッ!!!」


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