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ショールーム・立てこもり
【鬼畜 官能小説】

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壮絶・鞭に追われる牝馬たち-2

 障害、S字、クランク・・・様々なコースが設けられ、残り少なくなった煙草を賭けたレースも行われた。
「次は長距離か。ここは若い望菜が有利だな」
 目の前に並んだ六個の双臀を眺めながら元山が言った。
「若さだったら玲奈でしょ。見てくださいよ、この引き締まった身体」
 肩幅が広くてそれでいて腰はしっかりと括れ、全身が弾むような肉質に覆われている。まさに人間サラブレッドだ。
「長い距離だと駆け引きも必要よ。そうなると人妻の彩佳か真理子かな」
「それはないな。もうへばってる」
 すでに何レースか走らされた二人の人妻は、肩で大きく息をしている。
 男たちはそれぞれ勝手なことを言いながら、勝ち馬の予想に余念がない。女の肌をさすって毛ヅヤを確認している者や、尻や太腿をピタピタと平手で叩いて仕上がり具合を確認している者。顔の表情からコンディションを読み取ろうと、艶やかな髪を手綱のように引いて美貌を仰向かせる者など、パドックの予想屋というより女奴隷を品定めする奴隷商人だ。

 一着二着を当てる連勝複式。的中すれば煙草1本。禁断症状の男たちは、牝馬六頭立て
の雑巾がけレースに熱くなった。
「ゆっくりでいいぞッ!体力温存しとけッ!」
「カーブは滑るからなッ!慎重にいけよッ!」
 手書きの勝ち馬投票券を握りしめ、白熱したレースに熱狂する男たち。警察の存在はすっかり忘れている。
「よしッ!そのまま逃げ切れッ!」
「最後の直線だッ!追えッ!追うんだッ!」
 ゴール前で激しく競い合う六頭。興奮した男たちはレース内に侵入し、優美な肉体に鞭を振るいはじめた。
「走れッ!」
 ピシイッ!
 小気味よい音とともに汗が弾き飛ぶ。
「走るんだッ!」
 ビシッ、バシイッ!
 鞭が舞い、罵声が飛ぶ。

 ゼエゼエと荒い息を吐きながら倒れ込む女畜たち。白く美しい尻丘にはくっきりと鞭跡が刻まれ、痛々しくも美々しかった。
 そんな女たちを見下ろしながら美味そうに煙草を吸う男もいれば、負けた腹いせに怒鳴り散らしている輩もいる。
「チンタラ走りやがってッ、この牝馬がッ!」
 今にも殴り掛からんばかりの勢いだ。
「ご、ごめんなさいッ。次は一生懸命走りますから・・・」
 肩で大きく息をしながら、その牝馬は全裸の肢体をプルプルと怯え震わせ、謝罪の言葉を口にした。

 




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