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ショールーム・立てこもり
【鬼畜 官能小説】

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壮絶・鞭に追われる牝馬たち-1

 翌朝――――
 夕べの激しい肉宴を物語るように残飯が散らかり、酒の空き瓶が散乱していた。男に命令された女たちは、懸命にそれをかき集めている。
 女たちは全員素っ裸かと思いきや、はだけたブラウス一枚だけの者や、生まれたままの姿にパンプス、さらにはノーパンにパンストだけの者もいる。すべては男の趣向なのだ。
 鬼畜な男たちは朝から酒を食らい、差し入れられたおにぎりを食い、そして煙草を吸った。ゴミはかたづける訳でもなく、所構わずポイ捨てだ。
「モタモタするなッ」
 腰のベルトを引き抜いた男たちは、ヒュウヒュウと空打ちをしながら女奴隷を威嚇した。
「は、はいッ」
 コーディネーターの一人が声を引きつらせ、あわてて走り回る。

 従順そうな女たちも心まで服従したわけではない。ひそかに反撃の機会を伺っていたのだ。
 何か武器になるもの・・・例えばモップとか所長のゴルフクラブとかのありかを思い浮かべている者もいたし、犯人たちの行動パターンを観察しようと、男の動きを目で追っている者もいた。
 諦めている者は一人もいなかった。それがリナックス相模原店の伝統なのだ。
 そんな正義感の強い人質を、男たちは体力の限界まで酷使した。掃き掃除やモップがけ、食事の世話はもちろん、男たちの性欲処理までありとあらゆる労働が課せられた。
 
 事務所の電話が盛んに鳴っていた。おそらく警察の説得交渉だろう。男たちはそれを無視し続けた。それはつまり警察が強行突入してくることを意味している。それが今日なのか明日なのかは誰も分からない。すでに密かに侵入した特殊部隊が、狙撃銃のスコープでこちらを伺っているかもしれない。その恐怖感はハンパなかった。
 その恐怖を振り払うかのように人質を威圧し、脅しつけ、そして鞭を使った。
「そこのおっぱいのでかい女ッ!眠ってるのかッ!」
 少しでも緩慢な動きがあると叱声がが飛ぶ。名指しされた女はヒィッー!と声をひきつらせ、乳房を揺らしながらゴミを拾い集めた。

「雑巾がけレースやりませんか?ほら、昔廊下とかでやったやつ」
「おお、それは面白い。負けた女は罰ゲームだ」
 小峰の提案に男たちの顔がほころぶ。緊張感をほぐすには最高の娯楽だ。

 足裏を床に着けた屈辱的な四つん這いで、全裸の牝馬たちがレース場に連行されていた。
「いい眺めだなぁ。丸見えだぜ」
 プロポーション抜群な六頭の牝馬の行進は実に壮観だ。均整のとれた肢体は皆脚が長く、高々と掲げた尻が左右に躍動する。男たちは声をうわずらせ、卑猥な野次を次々と浴びせていった。

 レースといっても三十メートル程の距離を往復するだけの簡単なものだ。負けた女は三人の男に尻を打たれ、ヴァギナはもちろん、女の穴という穴に男の熱い劣情を注ぎ込まれた。
(犯されたくない・・・)
 女たちは必死に戦った。垂れ下がった乳房が上下に揺れ弾み、肉感的な尻が左右に躍る。それを恥じらう余裕もない。
 先頭を走る馬が転倒し、後続が巻き込まれる。したたか腰を打った女が呻き、顔をしかめた。その同僚を踏みつけ、蹴飛ばしながら牝馬が走る。
 壮絶な女のバトルに男たちは歓声をあげ、腹を抱えて笑いあった。


 


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