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ショールーム・立てこもり
【鬼畜 官能小説】

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麻衣・陵辱-2

 過去の立てこもり事件が早期に解決したのは、犯人が単独だったからだ。それを知っている男たちは警察をあざ笑うかのように、午後のひとときを思い思いに過ごしていた。
 全裸の女を大の字に縛り上げ、その股間を枕にうたた寝を始めた者もいれば、肘掛け椅子にふんぞり返り、跪いた全裸コーディネーターに玉舐めや、アナル舐めを強要している者もいる。
 そして小峰は四つん這いにした女奴隷の腰をテーブルにして、生温いビールを飲んでいた。彼女は今秋に結婚をひかえている佐々木麻衣だ。
 小峰の手が洋ナシのようにたわんだ乳肉と、尻割れの奥にひっそりと息づく女の花園に延びた。
「あッ・・・」
 麻衣が低く呻き、腰をよじり立てた拍子にビールが倒れ、男の足を濡らした。
「馬鹿ッ!何しやがるんだッ!」
 小峰が手を振り上げた。
 ピシッ―――。
「ひいッ!」
 打たれたヒップにはうっすらと男の手形が残る。
「も、申し訳ございませんッ」
 理不尽な叱責と非情な尻打ちにも、今の麻衣には詫びる以外に方法はない。

 幸せ絶頂であるはずの美女の必死の哀願に、男の嗜虐心がフツフツと湧き上がる。残り少なくなったビールをグイと煽ると空き缶を麻衣の腰に置き、煙草に火をつけた。灰皿にしようというのだ。
「倒したら承知しねぇからな。お前のケツの穴に火の着いた煙草を押し込んでやるッ!」
 あまりに残虐な男の言葉に、麻衣は顔面蒼白で震えている。
「分かったら返事ぐれぇしねえかッ!」
「は、はいッ」
 その拍子に尻が揺れ、麻衣が身を堅くする。
「脚を開けや」
「は、はい・・・」
 全神経を腰に集中させ、そろりそろりと脚を開く。
「フフ、オマンコもケツの穴も丸見えよ」
 一時萎えていた小峰のイチモツがみるみる隆起しだした。鼻息も荒い。
 女の一番恥ずかしい部分に男の熱い息を感じ、麻衣は恐る恐る瞼を開いた。
「ヒイイッ――!」
 変形した双乳と開かれた太腿越しに、肉欲に駆られた小峰の顔があった。口元はだらしなく歪んではいるが、その目は弱い女を虐げ、いたぶることに喜びを見いだすサディストのそれだ。
(犯されたくない・・・)
 彼を愛している。貞操だけは何としても守りたかった。
「お願い・・・許してくださいッ。私には彼が、彼がいるんです。この秋に結婚するんです。だから、お願い・・・」
「知ってるぜ。だからあんたを選んだんじゃねえか」
 残忍な薄笑いを浮かべながら男が言った。
「あんたみてぇな幸せそうな女を見ると虫唾が走るのよ。あきらめな。せいぜい楽しもうぜ」
「そ、そんな」
 男の異常な性癖に、麻衣の全身が総毛立つ。
「ねぇ、小峰さん?」
 麻衣が甘えたような声を出した。
「お口で、お口でご奉仕させてください。ねッ、いいでしょ?」
 必死だった。彼を裏切ることだけはしたくない。
「た、たまたまも舐めれますよ。ほら・・・」
 引きつった笑みを浮かべながら、ピンクの舌を小刻みに動かしてみせた。精力旺盛なこの男もそこは中年だ。何とかフェラチオで射精に導けば、操は守れる、そう思っていた。だが・・・
「それも悪くねえがな・・・今はオマンコだ。それ以外にねえんだよ」
 麻衣の反応を楽しむように、小峰はわざと大声で言った。




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