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ショールーム・立てこもり
【鬼畜 官能小説】

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屈辱の女肉品評会-4

  一ノ瀬玲奈、田ノ上茜と品定めは続き、最後はチーフの杉本彩佳だった。
「気が強そうな女だな」
 十数人の女性コーディネーターのまとめ役でもある彼女は、こんな時でも犯人を睨みつけている。
「人妻か?子供は?」
「・・・・・」
「質問に答えねえかッ!」
 銃把をテーブルに叩きつけられ、彩佳がヒイッと息を吸った。
「こ、子供は一人です」
 いくら勝ち気で正義感が強くても、黒光りする鋼材の恐怖には勝てない。
「ほう・・・」
 若さでは劣るものの、豊かな胸の膨らみと腰のくびれ、官能的な臀部の肉付き。成熟した人妻の色気に、三人の中年男もすっかり魅了されている。
「確かここは禁煙だよな」
 黄色い歯をむき出しにしながら元山が訊いた。
「そうです」
「拾えやっ」
 床に散乱する吸い殻を銃口で指し示した。
「そんな・・・いやですっ」
 きっぱりと否定する姿が凜々しい。
「わがままで困った奥さんだ」
 リーダーの目配せを受けた小峰が、隣で震える田ノ上茜にナイフを突き付けた。ヒッ!と短くうめいた茜のベストから第一ボタンが飛び散る。
「早くしねえとかわいい部下が丸裸になっちまうぜ。最も俺はそっちの方がいいけどな」
「なんて卑劣なッ」
 傍若無人な男の言動をなじりながらも、彩佳が床にしゃがみ込んだ。めくれたスカートからのぞく肉感的な太腿に、男たちが息を呑む。
 事件発生から一時間が経過し、警察の特殊車両が続々と集結していた。そんな緊張感のなか、不安を紛らわせるように男たちはさかんに煙草を吸った。
「モタモタするなッ!」
 茜のベストはすでに前がはだけ、白いブラウスからは形のよい胸が小刻みに上下している。
「は、はい」
 そう答えた彩佳の目の前にボタンが弾け落ちる。
 犬のように床を這う彩佳に、ゲラゲラと笑い声が飛ぶ。
 惨めだった。血がにじむほど唇を噛んだ彩佳の肩越しに、火のついた煙草がかすめ飛ぶ。べっちょりと男たちの唾液を吸ったそれに嫌悪をしめしながらも、懸命に作業に没頭した。何かと慕ってくる部下を、恥ずかしい目にあわせる訳にはいかない。

 ようやく命令された作業を終えた人妻チーフが、ウッドタイルに倒れ込む。一見暖かみのある木目調の床材も、その実、石のように冷たい。体温は奪われ、長時間の不安定な姿勢で手足が麻痺していたのだ。スカートがめくれ、人妻らしい肉感的な太腿があらわになっても、それを気にする余裕もない。
「いつまで休んでるんだッ!甘ったれるんじゃねえッ!」
「は、はい・・・」
 理不尽な叱責にノロノロと立ち上がる彩佳。凜とした人妻の老婆のような緩慢な動きに
下品な野次が飛び、男たちの笑い声が鳴り響く。




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