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ショールーム・立てこもり
【鬼畜 官能小説】

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屈辱の女肉品評会-3

 元山はすでに別のコーディネーターに絡んでいた。
「佐々木麻衣・・・いくつだ?」
「は、はい・・・2,27です」
「いいねえ。まさに犯りごろじゃねえか」
 小便くせえ女よりこのぐらいの大人の女が好きなんだと言いつつ、さらに全身を舐めるように眺めた。
「あんた、いい乳してんじゃねえかよ、ええッ」
 制服越しでもわかる肉感的なバストに、男の視線は釘付けだ。
「サイズは?」
 臭い息を吐きながら、元山が麻衣の耳元でささやいた。
「お願い、許して・・・」
 恐怖で青ざめた女性コーディネーターの懇願を、男たちは好色そうに笑った。
「そんなこと聞いてねえよ。おっぱいはいくつかって訊いてんだぜ」
 ナイフを取り出した小峰が、麻衣の引きつった頬をピタピタと叩く。
「8・・・89です」
「ほう・・・その生乳早く拝みたいもんだぜ」
 男たちがくくっと笑う。
「いやですッ、許してくださいッ。私にはフィアンセがいるんです。この秋に結婚するんですッ。だからお願い・・・」
 なんとしても貞操は守りたかった。愛する彼を裏切るわけにはいかない。だが、
「へえー婚約してるのかい。どうりでな」
 女性はこの時期が一番美しいという。それを証明するかのように、婚約者のために磨きあげた全身からは、フンワリと女の色気が漂う。
「で、肝心のオマンコの具合はどうなんだ?その彼氏は何と言ってる?」
「・・・・・」
 返事はない。下卑た質問に身を固くしたままだ。
「締まりがいいとか上付きだとか色々あるだろッ」
「さ、さあ・・・普通だと思います」
「普通だってよ。まあ直に分かるがな」
 アハハハハと男たちは顔を付き合わせて笑い、麻衣は絶望にますます泣き声を高ぶらせた。

「誰かこの女欲しいやつはいるか?」
 まもなく新妻となる幸せ絶頂の女体を好き放題にいたぶる。想像しただけでサディストの血が沸き立つ。ただ、何かと慕ってくる若い二人にいい思いもさせてあげたい。
「お、俺にくれ」
 声をうわずらせながら、小峰が手をあげた。
「こういう幸せそうな女を見るとメチャクチャにしてやりたくなるんだよね」
 風俗嬢以外知らないチビネが、目を血走らせている。
 結婚どころか恋愛すら諦めていた。幼いころから容姿を馬鹿にされ、キモいウザいと虐め続けられた。何事にも自信がなく、唯一の趣味がAV鑑賞だ。
(いつか女を組み敷き、罵倒し、跪かせたい)
 そんな嗜虐趣味者の妄想が、まもなく現実のものになろうとしている。
「お願い、許して・・・」
 しゃくり上げながら懇願する麻衣に、小峰の欲情はさらに煽られた。

 煙草を床に投げ捨てて足で揉み消したリーダーが、
「チビネには佐々木麻衣と・・・」
 ホワイトボードに見立てた三面鏡にマジックを滑らす。
(そ、そんな・・・私は物じゃない)
 生身の人間を物のように扱う鬼畜な男たちに麻衣は底知れぬ恐怖を覚え、ガクガクと崩れ落ちそうになった。







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