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「完璧なNTR」
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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E成功-1

健司の手がスリップの肩紐にかかる。「駄目よ。」
脱がそうとする男と守ろうとする女が激しくもみ合う。
激しい動きによって女の酔いは加速されていく。
動きの緩慢な非力な女と素早く力強い男。勝敗は明らかだ。
スリップを脱がされベッドに引きずり込まれる。
「困ります。駄目です。これ以上は駄目です。」
「愛しているんだ。5年前からこうなるのが夢だったんだ。」
ブラのストラップが肩から外され無理やりブラを引き下げる。
「おー綺麗だ。お願いだ、舐めさせてくれ。愛しているんだ。」
両腕を健司の胸に突っ張りそれを阻止するが鼻息の荒い男に勝てるわけはない。
「あ〜止めて下さい。駄目です。困ります。許して下さい。」
嫌なのに、本気で嫌なのに健司のねっとりとした舌の動きにゆっくりと反応し始める。
自分でもそれを察知し力一杯突き飛ばそうとするが健司も必死だ。
乳首は少しづつ硬度を増し嫌悪感が快感に変わっていく。
健司が舌先にその硬度を感じた時からさらに攻勢が加速されていく。
もう片方のストラップも肩から外しグイッと引き下げる。
ブラは涼子の腹のあたりまで下がり胸はノーガードになる。
舌と指による両乳首への愛撫は延々と続けられ乳首は完全に勃起する。
健司の口が涼子の口に向かった時も無意識のうちにそれを受け入れてしまう。
涼子は今日まで長いセックスレスが続いていた。
ディープキスと乳首への愛撫を受け気持ちは高ぶっていく。
知らぬ間にブラジャーは外されショーツだけの姿で全身にキスを受ける。
健司は愛撫を中断して衣類を脱ぎ始める。
そんな男に女は背を向ける。男は女を後ろ手に握らせる。
手のひらで感じる熱い男の脈動に女体の体温はさらに上昇し始める。
男の手が最後の薄物にかかった時、ふと夫の姿が脳裏をかすめる。
「駄目よ。私には夫がいるの。」この期に及んで場違いな言葉だとわかっていた。
それに今健司を怒らせるわけにはいかない。何より己の肉体がそれを望んでいる。
尻を浮かせて男の動きを助ける。
男の舌が女の亀裂をなぞる。
「あ〜いや。」拒否の言葉に含まれる甘さを男は見逃さない。
女に聞こえるように音を立てて愛液をすすり取る。
男は勃起を女の口元に近づける。
女の口は逃げまわる。
微かに残った人妻の羞恥だ。
業を煮やした男は髪の毛を掴み女の唇に押し付ける。
それをくわえれば行きつく先は性交しかないと女は考えていた。
男女二人が全裸でベッドで抱き合いクンニされているのだ。
くわえようがくわえなかろうが行先はもう決まっているのにまだ貞節を捨てきれずにいた。
流れ出る愛液をみられた事、もう既に全裸で抱き合っている事、明後日の賞与の事、
自分が酔っている事などが瞬時に頭を駆け巡る。
「あ〜今日だけよ。」舌先が勃起に触れると同時に心の鎧をも脱ぎ捨てる。
セックス経験の乏しい涼子であったがそこは人妻、4年の夫婦生活を経験している。
夫に教え込まれたフェラを夫以外の男に施すだけでよかった。
「あ〜涼子さん気持ちいいよ。」その言葉に後押しされるように激しさと嫌らしさが増していく。
男はゆっくりと身体を回転させ顔面を女のまたぐらに差し込む。
お互いの性器をなめ合い情感が沸騰し始める。
この69の体位を楽しむように男の愛撫は止まらない。
尻穴まで男の眼前にさらした想像を絶する羞恥心が肉体の炎に拍車をかける。
ヴァギナの濡れ具合、クリの勃起具合、微妙な腰の動きからその時が近いのを知っていた。
今が絶妙のタイミングだと知りながら69の体位を維持する。
そして男の舌が亀裂を離れ別の窪みへと進む。
「あっ、駄目。そこは駄目。嫌っ、嫌よ。」
必死に逃げようとするが両太ももをがっちりとホールドしているため逃げられない。
でも腰をひねって逃げ回るため男の舌の動きも的確には目標に到達しない。
何度か目的を果たした舌が再びヴァギナに戻ってきたとき女の泣き声が聞こえる。
「ああ〜もう駄目。わたし〜わたし〜あ〜。」
ここまで追い込んでから騎乗位の体位をとる。
勃起をハメるかハメないかは女の意志に任す。
一瞬躊躇したが自ら握って亀裂にあてがう。
発情して愛液まみれの局部は簡単に男を飲み込む。
ゆっくり腰を落として杭打ちピストンを始める。
そんな事の出来る女では無いが夫と別居してから久々の男の肌に狂ったとしか思えない。
いつも身体の悶えを抑えるオナニーには心のときめきがない。
今その心も肉体も満足させる状況にあった。
そして健司の策略によって行為を拒否する道はすべて封鎖されていた。
燃え上がった肉体を男にぶつけるのは当然の成り行きだった。
何度も逝かされ最後は全裸で抱き合ったまま朝までベッドを共にした。
長い時間と大金をつぎ込んだ計画通りの結果に大満足の健司が言った。
「涼ちゃん、凄いね。そんなに好き者だとは思わなかったよ。
でも嬉しかったよ。長い間寂しかったんだろ?今後は僕がそんな思いはさせないよ。」
恋人のような口調で爽やかなキスを送る。
不倫相手に爽やかなキスなど有り得ないのだが昨夜の濃厚なキスと比べてそう思った。


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