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調教物語
【その他 官能小説】

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調教物語(その16)-3


それから、4日ほど経った後、優子は久しぶりにえりと会っていた。
その場所は優子の部屋である。
部屋の中にはその季節の花が飾ってあり、良い香りで漂っている。

久しぶりの優子の誘いにえりは嬉しかった。
しかし、本音では少し戸惑っていた。

二人が向かい合っているテーブルの上には、菓子と紅茶が置いてある。
優子とえりは、紅茶を啜りながらしばらく黙っていた。
その沈黙を破って、優子はえりに話しかけた。

「あの、えりちゃん、ごめんなさいね」
「えっ?」
「えりちゃんが、私を慕ってくれているのに、ずっと無視してばかりで……」

そう言いながら、優子の目には涙が溢れていた。
えりはずっと下を向いていたが、
その目にも涙がこぼれ落ちそうになっている。

えりは泣きそうなのをこらえながら、何か言葉を探していた。
その返事を、どう返していいか戸惑っているようだった。

優子は、そんなえりの気持ちが痛いほどわかっていた。
そして、えりに近づき、そっと抱きしめた。

「えりちゃん、ごめんね」
「先生!」
えりは堪えていた心を解き放った。
「わたしこそ、意地を張ってごめんなさい!」
えりも優子に抱きついていた。
「許してくれるのね、えりちゃん」
「はい、先生、許してもらうのは私の方ですから」
「ありがとう、えり!」

二人は抱き合いながら、やがて顔を見合わせ、唇を重ねた。
もともとは二人は、そういう関係だったからだ。

その時には二人は師妹の関係ではなく、愛し合う二人だった。
もつれ込みながら、ソファーの上に倒れ込みキスを重ねる。

「好きよ、えりちゃん、大好き!」
「わたしもです、先生……今まで、とても苦しかったです」
「あたしもよ、私もえりちゃんのことを忘れられなかった」

今までに女同士で、かつて愛し合っていただけに
その思いは強かった。
「脱いで、裸になろう、えりちゃん」
「はい、先生!」

その行為を二人は忘れたことは無かった。
裸になって抱き合い、互いに角度を変え局所を舐め合った。

優子の舌が、えりの割れ目を舐め上げれば
今度はえりの舌が、優子のクリトリスを舐め回す。
「先生! えりは気持ちがいいです!」
「あん、あたしもよ、えりちゃん!」

激しい女同士のセックスは、留まることがなかった。
優子の指が、えりの膣に入りGスポットに触れると、えりは体を震わせて果てた。
そして、優子もえりの執拗な舌でクリトリスを責められ痙攣をして逝った。

甘い時間が過ぎ、二人は裸で抱き合ったまま動かなかった。
「気持ちよかったわね、えりちゃん」
「はい、先生の指すごかったです。すぐに逝っちゃいました」

激しいセックスが終わってみれば、いつもの仲の良い師妹になっていた。
えりは嬉しそうに、優子に抱きついている。

「ねえ、先生?」
「ん? なに……」
「あの、どうして先生はまた、えりに?」
「先生も、我慢していたけれど、我慢できなくなっちゃったの」
「あたしもです、ずっと先生を思いながら……」



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