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『香奈子〜愛撫はオンブルローズに包まれて〜』
【その他 官能小説】

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『香奈子〜愛撫はオンブルローズに包まれて〜』-5

「もっと長い本社出張だったら、この部屋も悪くないな…」
 敬一はベッドに腰掛け、煙草に火をつける。薄紫色の煙りが、まっすぐ立ち昇る。香奈子は灰皿代わりの空き缶を、敬一に足下に置く。そのまま隣に座り、敬一の少し高い肩に、頭を傾ける。香奈子の耳元で、ネクタイを緩める衣擦れの音が響く。空き缶に落とされた煙草が、缶底の水に触れ、音を立て、消える。
「香奈子…」
 喉の奥で敬一が名を呼ぶ。目を閉じる香奈子の意に反して、敬一の唇は首へと触れる。唇で挟むように、香奈子の首筋を動き始める。時折触れる舌先が、唾液の筋を残していく…。

 首筋から耳元へ…まるで香奈子のオンブルローズの香りを舐めつくす様に、除々に敬一の愛撫に熱がこもる。反応する香奈子の体を露わにしようと、敬一がボタンに手をかける。油断すると、引きづりこまれそうな快楽の始まりに、意識を立たせ、香奈子も敬一のシャツに手をかける。エアコンから降りてくる温風が、二人の体温を後押しする。互いの上半身の肌が触れあう。絡み合う舌が、糸を引いて二人をつなぐ。敬一は立ち上がり、香奈子の前に…立つ。目の前に差し出された、隆起。香奈子はベルトを緩め、下着ごと、ずり下ろす。ビクリと脈打つ、逞しいペニスがそこにある…。

 敬一の腰に手を回し、引き寄せる。開いた口に、熱いペニスが飛び込んでくる。先端から裏筋へ。唇を這わせ、舌先で舐める。香奈子の唾液にまみれたペニスが、濡れ光る。見下ろす。見上げる。互いの視線の真ん中に、逞しく勃起したペニスがある。指を添え、丁寧に、優しく、時に強く…脈々と血液を溜めこんだペニスを愛撫する。
「か…香奈子…」
 両脇に手先を差し込み、敬一が香奈子を立ち上がらせる。抱き寄せ、耳元で囁く。
「脱いでごらん…香奈子…」
 敬一は乳房に顔を埋め、香奈子が自ら下半身を露わにするのを待つ。躊躇する香奈子の乳首に軽く歯を立てながら…。

 スカートを落とし、ショーツを自ら脱ぐ。まるで、欲しくて欲しくてたまらない女を演じるみたいで、香奈子の羞恥心に卑猥な火が灯る。乳房を揉みしだいていた敬一の手が、脇腹から腰元を滑り、香奈子の膝を捕らえる。片足をベッドにかけさせられる。立ったまま、大きく足を開いた格好の香奈子に、敬一の指が真下から突き刺さる。
「濡れてる…ほら…いっぱい」
 愛液が、敬一の指先に泣くように音を立てる。
「まだ…まだ…出てきてる」
 中で折り曲げられた指が、ザラザラとした肉壁を擦る。知っている…全てを知られている…香奈子の全身の力がゆっくり抜けてゆく…。

 敬一の肩を支えに、崩れ落ちそうな自分を引き止める。
「もう…ダメだよ…」
 救いを求める様に敬一の肩に語るかける。
「どうダメなのっ!」
 水気を帯びた音が一層大きく響く。敬一の指が早く、深く、香奈子の秘部で動めく。
「あぁぁぅ…」
 電流。背を反らし、香奈子を大きな波が飲み込む。倒れる様に敬一に身を預ける。抱き締められ、唇を重ね、息を漏らす。寝かしつけられる幼子の様に、敬一の腕で、そっとベッドに横たわる。息を整える間もなく、敬一が重なってくる。
「ま…待って…け、敬一…」
 横たわる香奈子の肩上に手をつき、荒々しく両足を割って、敬一が身を沈めてくる…。


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