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8月のヒメゴト 〜僕と桃香の7日間〜
【ロリ 官能小説】

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4日目-4

車は市街地を抜けて、山道に入っていった。
ももちゃんは意外そうだ。
「あれ?海じゃないの?」
「それは明日だよ。ちょっと寄り道しよう」

山中の一本道を走り続け、やがて広い駐車場に出た。
そこから二人乗りリフトで山頂に向かう事になる。
僕は指差した。
「あれに乗るんだよ」
「なんか怖いよ。落ちちゃうよ…」
ももちゃんは、ちょっと怯えてる。リフト乗った事ないんだね。
「大丈夫だよ。僕がいるから」

ももちゃんは勇気を出して乗ったが、僕の腕にずっと、しがみついていた。

山頂の展望台に着いた。
下界の暑さと違って風が爽やかで、素晴らしい眺めだ。
緑の山々の間に、美しい湖。その向こうに、広い海が広がっていた。
夏の強い日差しで、キラキラと輝いていた。

ももちゃんは、うっとりして眺めていた。
「きれい…」
「ね、来て良かっただろ?」
「うん!こんなきれいな景色、初めて見たよ!」

ここは、『恋人の聖地』としても知られた場所だった。

高台の上に、『願いの鐘』というのがあった。外国の教会にあるような形で、2メートル位の高さで吊り下げられてる。
紐が付いていて、ふたりがずっと一緒にいられる事を願いながら鳴らすのだ。
「お兄ちゃんのそばに、ずっとずっと、いられますように…」
ももちゃんが祈りながら、一緒に鳴らした。

『誓いの絵馬』というのもあった。
神社を模した建物に、沢山の絵馬が置いてある。『ふたりの愛が永遠に変わらぬ事を誓います』と書かれてあり、余白に署名するようになっていた。
ももちゃんは『耕平と桃香』と名前を書いた。
「なんか、結婚したみたいだね」
彼女は、ちょっと恥ずかしそうに微笑んでいた。


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