投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

8月のヒメゴト 〜僕と桃香の7日間〜
【ロリ 官能小説】

8月のヒメゴト 〜僕と桃香の7日間〜の最初へ 8月のヒメゴト 〜僕と桃香の7日間〜 7 8月のヒメゴト 〜僕と桃香の7日間〜 9 8月のヒメゴト 〜僕と桃香の7日間〜の最後へ

1日目-8

外に出ると、食事の前にまず、買い物をした。

ももちゃんの荷物は、ショルダーバッグひとつで、着替えとか一切なかったからだ。
その代わり父親から、かなり多額の現金を預かっていた。300万位あった。
子供にこんな大金を…と思ったが、僕が口を出す事ではない。

まず…下着が、いくつか必要だな。
小学生とはいえ六年生だから、ももちゃんはブラジャーも着けていた。

それにしても…
女性用の下着売り場は、やっぱり男には恥ずかしい。
と言っても子供用だから、僕もそれほど抵抗感はないだろうと思っていた。父親が娘の下着を買いに来たように見えるだろうと…しかし、それは別の意味で甘かった。

「ねぇねぇ、お兄ちゃん。どれがいいかなぁ」
ももちゃんは、次々と僕にパンツを見せて尋ねてくる。
「そんなの、僕にはわからないよ。自分で選んで」
「え〜っ?お兄ちゃんが決めてよ。お兄ちゃんが好きなパンツ履きたいの!」
ももちゃんの声に、他の客が、チラチラとこちらを見てた。
まずい!誤解されるじゃないか。
早く済まさないと…

僕は急いで選んだ。
「じゃあ、これと…これと…」
「ふ〜ん、お兄ちゃん、そういうのが好きなんだ…」
ももちゃんは、興味津々で見ていた。
いや、別に適当に決めてるだけだから、意味はないよ。

「こーゆーのは、どう?」
いつの間にか、ももちゃんは、大人向けのセクシーなTバックを持って来ていた。
「そんなのはダメ!早く返してきて」

それから、パジャマと、服を何着か買った。しかし、こんな調子だから、なかなか決まらない。

「ねえ、こっちとこっち、どっちが似合う?」
「う〜ん、こっちかな」
「え〜っ?こんなのがいいの?お兄ちゃんダサいよ!」
どうせ僕は、ファッションのセンスはないよ。
「ももちゃん、もう自分で選んでよ」
「ダメ!お兄ちゃんと一緒に決めるの!一緒に住むんだから」

しばらく女性と付き合いがなかったから、忘れていたが…
改めて思い知らされた。
女性にとって買い物は、何かを手に入れる手段ではなく目的そのものだ。買い物という行為自体を楽しむ種族だ。
おかげで思いの外、時間がかかった。


8月のヒメゴト 〜僕と桃香の7日間〜の最初へ 8月のヒメゴト 〜僕と桃香の7日間〜 7 8月のヒメゴト 〜僕と桃香の7日間〜 9 8月のヒメゴト 〜僕と桃香の7日間〜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前