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生きた人形の身悶える一日。
【調教 官能小説】

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支配の裏にあるもの-1

――彼女を[人形]にすると決めた時、主は告げた。
寝ることも、食べることも、排泄も、すべて主が管理する。
そして、死ぬ自由すらも、その手のうちに――




それからの数時間が人形に取っての[休憩]だった。

もちろん、拘束が解かれることはない。

主は、腫れ上がった人形の陰部に化膿止めの薬を塗り込むと、ひんやりとした金属の貞操帯のような物を装着させ、閉じた両足をベルトで幾重にも縛り上げた。
そして部屋の壁に打ち付けられた柱へ寄りかからせると、枷で十字の姿に固定する。

「疲れただろう? いいよ、眠っておいで」

そういって主は、人形の目を革のアイマスクで覆う。
実際疲れ切っていた人形は促されるまま目を閉じ、窮屈な格好のまま眠りに落ちた。




そして夜。

人形は、そっと頬を撫ぜる温かい手の感触で目を覚ました。
アイマスクを外された直後の眩しい視界に、主の優しい笑顔があった。

「よく寝ていたね。さぁ、食事にしようか」

両手と首の枷を外して人形を寄りかからせた主は、そのままテーブルの上へとうつ伏させ、両手を背中へ回してベルトで厳重に拘束する。
さらに、昼間もしていた開口器を咥えさせ、首輪で顎を固定した。

両手足を縛られた人形を、主は両手に抱え上げ、食堂へと運んでいった。

人形が降ろされたのは、座面がない、奇妙な形をした椅子。
膝裏と尻の端だけが辛うじて乗る横棒は渡されているが、便座にするにも不十分なほど、座面がない椅子だった。

その代わりに目立つのが、ベビーチェアのテーブルのように張り出した分厚い木の板。
それには半円を描く2つの窪みがある。

主は人形の身体を、背もたれと木の板の間に降ろす。

人形の両足を前側の棒に掛けさせ、後ろ側の横棒に寄り掛からせると、両の乳房がちょうど板の上に迫り出すような格好になった。さらに人形の乳房を持ち上げ、板を斜め後ろへとスライドさせて、ギュッと乳房を絞り上げた。

寄りかかっていた尻がわずかに宙に浮く。
乳房で体重を支えるような形となった人形は小さく呻いた。
主はそのまま板を固定し、何事もなかったかのように自分の夕食を開始した。



主はモニターで何かを眺めながら、30分ほどかけて食事を終えた。
そして昼間と同じ流動状の食事を、一匙ずつ人形の口へと流し入れ始める。

人形となってから、食事はいつも、このスタイルだった。

もし[奴隷]や[ペット]であったなら、跪いて、犬のように食べさせたことだろう。
しかし彼女は[人形]だったから、主は必ず、自らの手で彼女の口へと流し込む。

食事の姿勢はその時々だったが、拘束された状態であるのは変わらぬまま。




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