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たそがれのドシ場
【ショタ 官能小説】

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「こんなとこ、はじめて」-3

 「待って!」某恵が声をあげた。「私が……少年とヤりたい。」
 「え?」某哉も、某葉も、カメラを持つ某沙も、裸で縛られた某季までもが驚いて某恵に顔を向けた。

 「私の方が、先にエッチを体験したい!」
 その言葉を察したのか某葉は、某恵の手をとってコンクリートの土台に座らせると、スカートの奥から下着を引きずり出し、スカートの奥に頭をつっこんだ。

 「某葉さん……」某恵はうっとりと加熱タバコの煙を吹きながら言った。「某葉さん、女のひともいいのね。」

 某葉はスカートから顔を出すと「準備できたから、こっち来て」と某哉の手をひいて前に立たせた。
 某哉が前に立つと、某恵は制服の上着をめくった。某恵の小ぶりな乳房が、たそがれの暗さのなかにほのかに浮かびあがった。

 某哉は某恵に吸い寄せられ、その乳房を手にした。
 某恵は微笑んだ。「少年、私こわかったんでしょ?」
 某哉は首をふった。「……お姉さん、目は怒ってないのが見えた。」
 「あなたは……オトナだな。」某恵はそう言うと、某哉のチンチンを手にして、その先っぽで自分の縦すじをなぞらせた。
 「ほら、このへんでチカラ入れると、チンチンがちょっと入るでしょ。」
 「うん……」と某哉がチカラを入れてみると、たしかにチンチンが縦すじの両側をおし開いてなかに入っていく。

 「たっ……」某恵が顔を歪めた。「痛いっ……ちょっとチンチン出して。」
 某哉は「ごめんなさい……」と言ったが、チンチンが出てこない。吸いこまれるように奥に向かってゆく。
 「少年……どうしたの?チンチンちょっと出してよ」
 「わかんない、お姉さん……奥に奥に入っていくの。」
 「ああ、や……やめて。痛い、痛いからそんなに動かさないで。」
 「わかんない、か……勝手にお尻が動くの。気持ちよくて動くの。」
 「痛い、痛いっ。もう……もうちょっとゆっくりして。」
 「わかんない……どうしていいのかわかんない。お、お姉さん…… 助けて……」

 某哉は激しく腰から下を動かしている。某恵はそれを止めようと必死で某哉の腰を押さえている。

 某葉はただおろおろしている。
 異様な雰囲気を察してドシ場に入ってきた某花も、あぜんと見つめている。
 某季は、この騒ぎに乗じて、近くに放置されていた制服を着て逃げてしまった。

 カメラをかまえて、某哉と某葉のようすをとらえていた某沙は、ポツリとつぶやいた。
 「備わってたんだね。まだ小さいのに、知らないうちに生殖の本能は備わってたんだね……」
 

    【おしまい】


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