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戻れない二人
【OL/お姉さん 官能小説】

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-1

「ふふ、二十歳越えてるんだよね?よかったら一緒に飲もうよ。」
言われるまま、久方ぶりの家庭料理に舌鼓を打ち、会話上手のあゆみにリードされながら酒も進み、二人とも酔いがまわりすっかり打ち解けた空気である。
男は酔いに任せてチラチラとあゆみの豊満な胸元やスリットから覗く白い足に目を走らせていた。
この胸の谷間に指を差し込んでゆっくりと感覚を楽しめたら、この足に噛みついて女を喘がせられたら、その時の高揚はいかばかりか。
そういった真紅の欲望が、男の頭を占めはじめたそのとき、不意にあゆみが男の腕を優しく撫でた。
「な、なんですか?」男は胸の鼓動が早まるのを感じた。
「んーん。いっつもかっこいい腕だな、触ってみたいなと思ってたの。すべすべで気持ちいい…。」
あゆみは男の腕を自分の顔に寄せるように持ち上げ、すりすりと頬擦りをした。
「吉野さん、あの」
戸惑う男をよそに、あゆみはその取った男の掌を自分の体側にゆっくりと沿わせた。
「ねえ、牧野くん。さっきから、あたしの体見てるの、知ってるよ?」
あゆみは牧野の掌を自身の脇の下から、乳房のサイド、くびれ、腰、尻、太ももへとゆっくりと下へ移動させる。
牧野は先ほどよりも更に早まった鼓動と、掌の柔らかな感触、目の前の艶かしい女の姿に圧倒され口が聞けない。
「ずっと、エッチな目で見てるでしょう?こうやって触ってみたかったの?」
あゆみがうっとりとしながらも挑戦的な表情で問いかけながら、
一旦膝まで撫で下げた掌を、もう一度同じ軌道を辿り今度は膝から撫で上げさせる。
脇の下まで戻るのかと思いきやくびれのあたりから今度は胸の谷間の上を通り、首筋、そしてあゆみの口元で止まった。
牧野の呼吸は浅くなり、牧野自身も股間で張り裂けんばかりに膨張している。
先程よりもゆっくりと撫でさせられたあゆみの体は柔らかく、その白い足はしっとりと手に吸い付き、薄いワンピースの上から下着の線がくっきりと感じられた。
あゆみは、口元に持っていった牧野の親指を自身の唇に押しつけるとすっと腕を離し
「あは、なんてね!ごめんね、牧野くんかわいいからからかっちゃった!」と笑った。


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