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狂おしい味わい
【熟女/人妻 官能小説】

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狂おしい味わい-2

心なしか空気は澄んでいた。
私の朝は結構早くて朝一番でお店に入って荷物の受け取りをする。
早朝からお昼までスーパーで品出し係のパートをしている。今朝は青果市場からエリンギがたくさん入荷されたのだった。
ジャガイモとかタマネギに比べてエリンギの箱は大きいくせに軽くて助かるのだけど、私はあまりエリンギが好きではなかった。
何ていうのか大きいばかりで食感が中途半端に硬い。
それに同じキノコ類にしても独特のクセが薄くて、風味が下味そのものになってしまう。
きっと大きな松茸は香りも薄くておいしくないのと同じなのだろう。

だけど、正直に言って私は男性のキノコが大好きなのだった。
そりゃ、女子は誰でもキノコが好きなのかも知れないけど、私は異常なまでに好きなのだろう。
形といい風味といい、上のお口で頂いても、下のお口で頂いても大好物で一度でいいから太くて大きな巨根というものにお目にかかってみたい。巨根マニアなのだ。
これは本当に中学生の頃からの密かな願望でまだ男も知らないくせにエリンギみたいなのを思い浮かべては………
何だったのかしら?ニンジンに発情する女子中学生って。
実際のところ、そんなのはどういうのか珍獣級のレアものなのかも知れない。
夫を含む私の数少ない男性経験からでは、まあ標準値というのもそれなりのものだろうと思う。
もしも片っ端から男と寝て回ればきっといつか、何百本にひとつ巡り会うかも知れないけど、それこそ現実的なお話じゃないだろう。
そんな折だったけど、私はたまたまそれを目にしてしまう事になった。

「ねえ、悪いんだけど、トイレの点検お願いできないかしら」

終業間際にレジ係さんからそう頼まれた。
スーパーのおトイレは屋内に設置されているけど、防犯のためだか何だか入り口は外からになっている。
古い建物だし、何といっても女性客が圧倒的に多い事もあって、女子トイレと男女兼用トイレがふたつ隣接していた。
そうして男女兼用の方は男性用の便器と洋式がひとつずつしかなくて、個室のドアでなく、入り口そのものに施錠する一人用となっていた。

もちろん、おトイレの点検は交代で数回回っているはずだけど、入り口が店外にあるせいかトイレットペーパーが盗まれてしまう事が時々あった。
お客様からペーパーがないと言われたらしい。
それで男女兼用の方に施錠されていない事を確認して無造作にドアを開くと、ちょうどひとりの男性がベロンと振るっているところに出くわしてしまったのだった。

「し、失礼しました」

私は慌てて退去して、男性が用を済ませて出てくるのを待つ。
一概には言えないけど、小用に男性っていちいち施錠する習慣がないように思う。
それでそのベロンが目の錯覚か、とてつもなく巨大に見えたのだった。
一瞬の事ではあったけど、小便器と男性との間で土気色したそれがもうエリンギサイズに見えた。
勃起してない状態でソレなのだから、いざとなればもう…テレビのリモコン!?
あるものなんだと私は思った。



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