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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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素直な気持ち-4

杉山は仕事が終わるとどこにも寄らずに急いでアパートに帰る。そして散らかった部屋を慌てて片付けて杏奈を待っていた。さっきLINEが来て20時頃に着くとのことだ。あと10分、あと5分、あと1分…、杉山は20時になるのをソワソワしながら待っていた。

すると杏奈からLINEが来た。
『杉山君の部屋、どこ??』
そう言えば住所は送ったが、部屋番号まではLINEしなかった。
『308です!』
了解と返事が来てから1分後、ピンポーン、と音が鳴った。
「来た!!」
杉山は既に玄関のドアの前で待っていた。すぐさま鍵を開けてドアを開ける。

「お待たせ〜♪」
お馴染みの任務中と同じ服装だ。今日は短めのスカートに水色のシャツを着ている。胸元が開け色っぽい。
「す、すみません、わざわざ」
「ううん?私が言い出したんだから気にしないで?お邪魔しまーす。」
そう言ってハイヒールを脱ぎ部屋へ上がる。鍵を締め振り返ると杏奈の後ろ姿にムラッとする。この間、杏奈をバックで突いた時の記憶が蘇る。
(杏奈さんが俺の部屋に…。夢みてぇ…)
それだけで嬉しくなる。しかしせっかく来てくれたのに下心見え見えでは帰られてしまっても仕方ないので、ひとまず邪念を振り払う。

一度リビングに入る杏奈。
「へー、意外にキレイじゃない。」
「ま、まぁ…。ハハハ…」
慌てて掃除したんだろうなと杏奈は思った。
(この部屋でマギーとエッチしてたのかぁ…)
そう思うと少しだけジェラシーを感じる。

「さ、取り敢えず先にご飯にしようね♪」
「何作ってくれるんスか??」
「何だと思う??」
「カツ丼!」
「て言うかなーとは思ったんだけど、違ーう。ここは、私、意外と料理出来るんだぞってトコ見せたいから、肉じゃが♪」
「マジっスか!?確かに肉じゃがを作るのが上手い女っていいっスもんね。」
「でしょ?次来た時はカツ丼作ってあげるからね♪」
「はい♪」
ニコッと笑った杏奈は髪を後ろに束ねる。
(あ、何かいいなぁ。料理を作る時の髪を束ねる仕草って…。しかも杏奈さん、色っぽいし…。あー、このままキッチンでヤリてー!)
抑えようとしても性欲が収まらない。これでカツ丼食べて精力ついたらヤバかったなと思った。それよりも次来た時、その言葉が嬉しかった。また来てくれる気があるんだ、と。

肉じゃがを作り、食事をした。
「う、うっめぇぇ!!」
あまりの美味さに大きな声を出した杉山。その味は完璧以上であった。
「杏奈さん、料理上手いんスねー。」
「基本自炊してるからね。ほら、一つぐらい得意な事ないとさー、独身の40おばさんは寂しいじゃない?アハハ」
自虐して笑う杏奈。
「杏奈さんはおばさんじゃないっスよ。素敵な女性っす。」
真面目な顔で答えられ、逆に照れ臭くなった。

食事を終え、食器を洗う杏奈。落ち着かない杉山は手伝おうとするがテレビでも見ててと言われソファに座っている。杉山はテレビではなく杏奈のことばかりチラチラ見てしまう。
(杏奈さんが妻になったら、毎晩この光景を見れるのかぁ。)
そう思いながら杏奈の後ろ姿を見ていたのであった。


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